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「エアベンダー」 を見てきました。 [映画:ア行]

2010年 アメリカ
監督 M・ナイト・シャマラン

シャマラン監督の作品は一応、新作は毎回チェックしています。
今作は予告で見てあまりのファンタジーっぽさに、これ大丈夫なのかしらと一抹の不安を覚えつつ見ることに。
あちこちで酷評されていたので、逆にどれだけヤバいのかと興味津々でした。

この世界は4つの国で成り立っていて、話は氷に覆われた水の国から始まります。
ここで、「水」のエレメントを操る「ベンダー」の少女カタラとその兄サカは、氷の固まりから1人の少年を救い出します。
少年はアンといい、「氣」のエレメントを操ることができる「エアベンダー」。

実はアンは「水」「火」「土」「氣」の4つのエレメントを操り、世界に調和をもたらすことができる存在「アバター」となるべく修行をしていたのですが、修行を逃げ出して水の国にやって来たのでした。
そんな彼の才能を利用しようとやって来たのは火の国の王子ズーコ。
彼は火の国の王から「弱すぎる」と見捨てられていて、アンを捕まえて連れて帰ることで、自分を認めてもらおうとしています。

アンをサポートするため共に旅をすることにしたカタラとサカ、そして彼らを負う火の国の軍隊との戦いが始まろうとしています・・・。

という感じで、それなりに登場人物も多くていろいろ起きる話なんですが、それだけに1つ1つのエピソードの描き方が薄いかな〜という感じがしましたね。
そのためか、シャマラン監督らしさがあんまりなくて、誰が撮っても同じかしら・・・という感じになっていたのが少々残念です。

それぞれのエレメントを操るなどの描写はなかなか面白かったし、ファンタジー作品としては割と良く出来た方だったと思います。
酷評に身構えていましたが、思ったよりは面白いぞ・・・という印象はありました。
レディ・イン・ザ・ウォーター』をもっと薄味にした感じかな・・・?
シャマラン監督は、皆でそれぞれの力を合わせてなんとかしよう〜という感じのお話が結構好きなのかな〜と思ったりしました。

原作はアメリカで人気のアニメシリーズだそうですね。
本編を見たことはないんですが、アメリカ製にしては珍しく(?)完全な子供向けって感じのイメージではない雰囲気の絵ですね。
ちょっと見た感じでは、映画はアニメの世界観を比較的忠実に再現しているっぽいので、映画で薄かった部分は原作を見てみると良いのかもしれませんね〜。


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↓こちらは原作の方ですね〜
 日本語のサイトもあるみたいですね。
アバター 伝説の少年アン 日本語紹介サイト

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のむら

ホント、普通な感じのファンタジーでしたね!
シャマランらしさは、インド人俳優を起用したことくらい。
続編あんのかな。あるなら早く作らないと、あの坊や、中途半端に成長しちゃいますね。
by のむら (2010-08-08 01:53) 

トミュウ

> のむらさま
nice!とコメントありがとうございます!
ほんと、ラスト見た時「続き出来るのかしら」と心配になりました・・・。
『スラムドッグ$ミリオネア』に出ていた俳優が出ていたのは良かったですね。
by トミュウ (2010-08-08 19:41) 

hash

>シャマラン監督らしさ
なかったですね。
別にどんでん返しを期待していたわけではないですが、シャマラン監督が原作のどこに惹かれたのかが、よくわからなかったです。
by hash (2010-08-08 22:16) 

トミュウ

> hashさん
nice!とコメントありがとうございます!
確かに、原作を全体的に薄ーくなぞったような感じで、
どこに惹かれてどこをシッカリ描きたいのか!というのがなかった
気がしますね・・・。
次回作も期待薄ですかねぇ〜・・・。
by トミュウ (2010-08-09 21:54) 

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