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「タワーリング・インフェルノ」 を見ました。 [映画:タ行]

1974年 アメリカ
監督 ジョン・ギラーミン

言わずと知れたパニックムービーの代表作の1つですね。
遥か昔に見たことがあったんですが、今回また見る機会ができて見てみました。

サンフランシスコに出来た138階建の超高層ビル、グラス・タワーでは、間近に迫った落成式パーティーのために様々な準備が行われています。
そんな折、発電機の故障で81階から出火・・・!
まだ下の階だから影響はないと判断してパーティーを決行するオーナーのダンカン。

設計者のロバーツはコスト削減のためにヒューズを変えた現場責任者を叱責しますが、そんなことをしている間にもどんどん火は燃え広がり、その間にもパーティー会場の最上階に客も続々と集まり始めます。
パーティーが最大の盛り上がりになった所で消防隊が到着。
責任者のマイケル・オハラハンの指示の元、決死の消火作戦が始まります。

やはりCGなどがない時代に、これだけの迫力ある映像を作っていた当時の技術に感動します。
あちこちで上がる火の手や、パニックになってエレベーターに集まる大勢の客・・・更にはヘリが出動しての大救出作戦・・・と、目が離せない展開でとても楽しめます。

その中で、何組かのお客にスポットが当たり、彼らが今このパニックの中のどの辺にいるのかがそれぞれ描かれているのも楽しめるポイントです。
「この人達どうなっちゃうんだろう・・・」という感じで、しかもそれが必ずしも期待通りの結果にならない所なんかもシビアで良いですね。

この作品、当時の2大スターであるポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンの共演ということで、公開当時もとっても注目を集めた作品だったということですね。
クレジットの順番でどっちが先になるのか・・・などといろいろあったみたいですね。
結局はマックイーンが左側、ニューマンが右側(でも若干ニューマンの方が上?)といった形になったようで、そういういきさつを考えながら見るのも楽しいです。

最近のあまりに綺麗すぎるリマスターなどのため、ちょっとしょぼく見える部分も当然あるんですが、それでも体当りのアクションとホンモノの火の迫力で、いつになっても色あせない素晴らしい作品だと思います。
いつかすごーーく大きなスクリーンと大音量でこの迫力を満喫してみたいですね〜。


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コメント 2

coco030705

こんばんは。
懐かしい映画ですね~。TVでも何回も放映されてそのたびに
すごいなと思いながら見ました。
いい役者が出ている上に、ほんものの火とパニックシーンで
心臓がバクバクいうような作品ですよね。
ポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンは、どちらも好きな
俳優さんです。でも実際はプライドのぶつかり合いがあったんですね。
そういう裏話もおもしろいです。
by coco030705 (2010-12-08 22:31) 

トミュウ

> ココさん
こんにちは!nice!とコメントありがとうございます。
本当に、何度見ても迫力とスリルのある作品ですよね。
ポール・ニューマンもスティーブ・マックイーンもカッコ良いですよね。
公開当時はどういう盛り上がりだったのか・・・など考えながら見るのも
楽しいです。
by トミュウ (2010-12-12 10:03) 

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