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「ル・アーヴルの靴みがき」 を見てきました。 [映画:ラ行]

2011年 フィンランド=フランス=ドイツ
監督 アキ・カウリスマキ

カウリスマキ監督作品は本当に本当に大好きで、新作はずっと楽しみにしていました。
カンヌ映画祭で国際批評家協会賞や"パルムドッグ"審査員特別賞などを受賞した期待の作品ですね〜。

北フランスの港町ル・アーヴルで靴磨きをしているマルセル。
昔はパリでボヘミアン生活を送っていた彼ですが、今は献身的な妻アルレッティと愛犬ライカと一緒に慎ましく暮らしています。
お金がなくていつも近所のパン屋さんや雑貨屋さんに「ツケ」をお願いしている彼ですが、周りの皆も温かく彼らを見守っています。

ある日、港で愛妻弁当を食べようとしている彼の前に、アフリカからの移民の子イドリッサが現れました。
無言でしばし見合っていると、不法移民を取り締まっているモネ警視がやってきました。
「子供を見なかったか?」「見なかった」というやり取りの後、またイドリッサがマルセルの前に姿を見せました・・・。

カウリスマキ監督らしい、無言の「間」は相変わらず素晴らしいし、本当に皆いい人なんですよね〜。
最初、なんでこんなに急に出会った子にそこまでするの?と思ったりするんですが、マルセルも周りの人達から同じように良くしてもらったからなんですよね。

カウリスマキ監督作には欠かせないカティ・オウティネンも、本当に歳を重ねてもチャーミングですね〜。
ちょっと登場するジャン・ピエール・レオーも良かったです。でもさすがに歳取りましたね〜。

とはいってもこの中で最もイケメンだったのはモネ警視!です!
職務に忠実でクールなのに、本当は優しいところもあるし、実際カッコイイですしね〜。
そしてパルムドッグ特別賞を受賞したライカも本当に可愛いです〜!

とまぁ、本当に挙げたらきりがないくらい、出演者も皆良かったし、心が温かくなるお話でした。
わたしもここまで出来るかは分かりませんが、困った人には迷わず手を差し伸べる事が出来る人になりたいと思いました。


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coco030705

こんばんは。
この映画観たかったんですが、大阪ではもう終わってしまいました。
残念です。DVDがでたらぜひ観たいです。
by coco030705 (2012-06-18 23:10) 

トミュウ

> ココさん
こんばんは。コメントありがとうございます。
あったかい気持ちになれる良い作品でした。
DVDになったら是非見てみてくださいね。
by トミュウ (2012-06-20 20:02) 

トミュウ

> inunekoさま
nice!ありがとうございます!
by トミュウ (2012-06-30 20:22) 

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