「ザ・マペッツ」を見ました。：Pico Pico Journal：SSブログ

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「ザ・マペッツ」を見ました。　[映画：サ行] [編集]

2011年　アメリカ
監督　ジェームズ・ボビン

この作品、公開時あたりに結構「良い作品」という評判だったんですよね〜。
当時はあまり気に掛けていなかったんですが、ブルーレイ発売ということで見てみることにしました。
わたしの大好きな「あの」コメディ俳優も出演との事で、彼が出ている作品は無条件に見たくなってしまいますしね〜。

舞台は小さな田舎町。
そこで過ごすゲイリーと、彼と小さな頃から一緒に暮らしているマペットのウォルターは、マペット・ショーの熱狂的なファン。
恋人と結婚することになったゲイリーは、ウォルターと一緒にLAに旅行に行くことにします。
その目的は、ゲイリーとウォルターが昔から大好きだったマペット・ショーの舞台のスタジオ。

ですが、そのスタジオは今や廃墟同然でお客さんもほとんどいないさびれっぷり。
その裏には石油王の陰謀が関係しているのですが、なんとかこのスタジオを建て直す手伝いをしたいと思うようになったゲイリーとウォルターは、かつての大スターマペット、カーミットに会いに行きます・・・。

マペットと人間が普通に一緒に暮らしているという設定からしてハッピーな感じで良いですよね。
ゲイリーもウォルターも、そして恋人のメアリーも本当にいい子達で、素直に頑張れーと言ってあげたくなります。

マペット達もカーミットを始め、いろいろなキャラクターが登場するのですが、皆個性的で本当に可愛いですね〜。
かつてのスターなのにいろいろ諦めてしまっているカーミット、パリで暮らすかつての歌姫ミス・ピギー、そして石油王側にもマペット達がいるんですが、彼らも本当愛すべきキャラです。

話は良くある「いろいろ苦労して頑張って、無理だと思っていたことを成功に導こう！」という感じで、シンプルで子供と一緒に見るのも楽しめそうです。
途中で歌が入ったりするのもポイントで良いですね。
ちょっとジーンと来るシーンもあったりして、子供の時に見ていたら大好きな作品になっただろうなーなんて思います。
もちろん、大人になってから見てもとても好きな作品の１つになりました。

主演のジェイソン・シーゲルとエイミー・アダムス、２人とも古き良きアメリカ映画っぽい雰囲気に合っていて良かったですね。
そして当然例のコメディ俳優もインパクト大で面白かったです。
もう少し出番あっても良かったな〜と個人的には思いましたがね。

全体的にカラフルでハッピーな雰囲気はとても楽しくて、ちょっと元気が出ないな〜なんていう時に見るとパワーが出る作品だと思います。