「アイアン・スカイ」を見てきました。：Pico Pico Journal：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

「ライク・サムワン・イン・ラヴ」を見て..｜「ギャラクシー・クエスト」を見ました。ブログトップ

「アイアン・スカイ」を見てきました。　[映画：ア行] [編集]

2012年　フィンランド＝ドイツ＝オーストラリア
監督　ティモ・ヴオレンソラ

こちらも周りで「面白い」と評判だったのと、劇場で予告をみて楽しそうだな〜と思ったので見てみることにしました。
見る前は知らなかったのですが、この作品の制作費は一部がSFファンなどからのカンパだったなどという話題もあったみたいですね。

第２次大戦で破れたナチスの残党は、なんと月の裏側＝地球から見えない位置に逃れていました！
そこで地球帰還の機会を狙いつつ、彼らは大きな宇宙船を作るなどいろいろと準備をしています。

そして2018年、アメリカ大統領選に向けてのパフォーマンスで、月面有人着陸プロジェクトが決行され、アフリカ系のファッションモデル、ジェームズ・ワシントンが月に着陸します。
ナチスは彼を捕まえていろいろと調べるのですが、見つけたのが彼のスマートフォン。
これが、なぜかこれまでせっせと旧時代の技術を結集して作っていた"神々の黄昏"号の起動に使えることが分かります。

新しいナチスの総統になったコーツフライシュは、地球に潜入してスマートフォンを大量に持ち帰る事を計画。
案内役としてワシントン、そして野心家のクラウス、クラウスの婚約者のレナーテの３人は地球に向かうのでした・・・。

なんといっても月の裏側に基地があった！という設定が面白いですよね！
そこでは大戦後からまるで時間が止まったかのように、ゼンマイ仕掛けの大掛かりな動力機構だったり、良く分からないレバーがたくさんあったりと、レトロ感漂う要塞の作りが面白いです。

３人は大統領選に巻き込まれて行くんですが、大統領選にはブレーンがいて、手段を選ばず何でもプロモーションに使おうという部分なんかは風刺が聞いていて面白いですね。
そしてこの事態の対応に世界各国の首脳が集まるんですが、彼らの国のイメージそのものな振る舞いもブラックですごく笑ってしまいました。

そういう感じで、あまり難しい事を考えずに笑いながら見る事ができて良かったです。
あまり歴史の事など知らなくても良いですしね〜。

ここ最近は、ネットなどで面白い作品に出会う機会が増えて来た気がします。
やっぱりいろいろな人が「面白い」と言っていると見たくなりますし、それで外れたことってほとんどない気がします。
また面白い作品の情報をチェックして行きたいと思います！