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「バタリアン」 を見ました。 [映画:ハ行]

1985年 アメリカ
監督 ダン・オバノン

時々見たくなってしまうゾンビ物の1つです。
こちらはシリーズ化されて結構何作も出ていますが、その1作目をチェックしてみました。
ちなみにこの作品、作品紹介では「ゾンビ・コメディ」と言われているみたいですね〜。

舞台はアメリカのケンタッキー州。
ここの医療会社にバイトとして入ることになった青年フレディは、倉庫長フランクからこんな話を聞きます。
ジョージ・A・ロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』は実話で、その時に誕生してしまったゾンビが手違いでこの倉庫に1体送られて来たということ。
そしてそのゾンビは地下でまだ生きているということ・・・。

地下に見に行ったフランクとフレディは、そのゾンビの入っている容器をウッカリ叩いて壊してしまいます!
フシュー!!!と煙が出て登場して来たゾンビは、フランクとフレディに襲いかかります・・・!

一方フレディの友人の男女数人は、フレディと倉庫の前で合流する前に近くの墓地でパーティを始めます・・・。

冒頭からロメロ監督作についての話が出てくるなど、思わずニヤリとしてしまいますが、その後も「お約束」な展開ばかりで面白かったです。
倉庫の中で生き返っちゃった死体を「映画では頭をトバすとゾンビはやられてた」などと、ロメロ作品を知っている登場人物が話をしているのも面白いですね〜。
他にもパーティでいい気分になり裸になっちゃった女の子とか、ゾンビの処理を依頼された葬儀屋とか・・・いい意味で予想を裏切らず面白かったです。

80年代で当然チープな感じのゾンビさん達なんですが、日本版ではそれぞれに名前がついちゃうくらい人気者(?)になってしまったみたいですね〜。
そういうところもコメディと言われるゆえんでしょうか。

とはいえ、軍が登場してくるとどんな設定もなんとなくリアリティを帯びてくるもので、スッキリしたようなしないような絶妙な感じで終わるのも悪くない気がしますね。

ちなみにこの作品、一時期よく言われていた「オバタリアン」の語源だそうですね。
現題は「The Return of the Living Dead」といって、ぜんぜん邦題とは関係なさそうなのに、どういう経緯でこの邦題がついたのかは良く分かりませんが、これはうまく行った方なのかな〜と思います。
最近の洋画はカタカナにするだけの邦題も多いですもんね・・・。
当時の配給会社の関係者がいろいろ考えたのかな〜と思うと、そういうエピソードも調べてみたくなりますね。

前述の通り、この作品は「5」まで続いたという事で、続編も割と面白そうな気はしているので、機会があれば見てみたいと思います。




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