「グリーン・ゾーン」 を見てきました。 [映画:カ行]
2010年 アメリカ
監督 ポール・グリーングラス
『ボーン・アイデンティティ』などでコンビを組んだポール・グリーングラス監督とマット・デイモン主演のコンピの3作目とのことですね。
実は他の2作は見ていないんですが、こちらはイラクの大量破壊兵器を題材にしている作品ということで、気になったんですよね。
イラク戦争の開戦から4週間後、ロイ・ミラー隊長の率いる大量兵器部隊=MET隊は、上層部から指示を受けた場所に出向き、隠された破壊兵器を見つける任務に就いています。
しかし彼らが行く先のどこにも、破壊兵器などは全く見つかりません。
そんな状況が何度も続いたことを不審に思い始めたミラーは、作戦会議で情報の提供元について説明を求めますが、結局「黙って任務をこなしていれば良い」と言われて一蹴されてしまいます。
英語が堪能なイラク人、フレディから情報提供を受けて訪れた先で、フセイン政権の幹部アル・ラウィの居場所を突き止めたミラー隊は、尋問しようとした矢先に別の特殊部隊に彼を連れ去られてしまいます。
この動きで内部にも疑問を持ち始めたミラーは、彼と同じ疑問を持ちこの件を調べているCIA調査官のブラウンとともに部隊を離れ、調査を開始します・・・。
最初はどういうことだか全く分からない状況から、破壊兵器に対する情報が一体どこからどういう目的で提供されていたのか・・・という謎に迫って行く過程は非常に面白かったです。
また、戦場の殺伐とした雰囲気と、それとは全くの別世界に見えるグリーン・ゾーン・・・。
アメリカに戻って来た?と思ってしまうような広大なプール、そこで優雅に楽しむ人々の様子があまりに異質で、あんな場所があるんだ〜と複雑な気分になりました。
この映画、サスペンスの部分は非常に良くて、途中からだんだんと判明してくる「黒幕」も悪そうでとてもいいんですが・・・途中のアクション部分はちょっと分かりにくくて大変でした。
最近よくあるような、手持ちカメラでブレブレの映像で、良く言えば観客も兵士達と一緒に戦場を走り回っているような感じ。
でもあまりにブレブレ過ぎて、何が起きているのか良く分からなっかったです・・・。
夜のシーンは特に全然事態が把握できず、途中からちょっと諦めモードに入ってしまいました。
良い部分はいろいろあったものの、全体としては印象が薄い作品だな〜という感想になってしまいました。
ただし最後にフレディが言った言葉には非常に感銘を受けましたね・・・。
本当に、当時も今もきっと皆が思っていることで、あのセリフのためにこの映画があったと思えるくらい、印象深い言葉でした。
マット・デイモンは思いのほか良かったです〜。
冒頭のテキパキ部下に指示する所とか、カッコいいじゃん・・・と思いましたね。
こういうガタイもいいけど頭もキレる、みたいな役柄は非常に合いますね。
この作品の原作本はドキュメンタリーだそうですね。
なんだかんだといって、日本にいた自分たちにはそんなに多くの情報は入って来ていなかったように思うので、この本はとても気になります。
いずれ読んでみたいです。
監督 ポール・グリーングラス
『ボーン・アイデンティティ』などでコンビを組んだポール・グリーングラス監督とマット・デイモン主演のコンピの3作目とのことですね。
実は他の2作は見ていないんですが、こちらはイラクの大量破壊兵器を題材にしている作品ということで、気になったんですよね。
イラク戦争の開戦から4週間後、ロイ・ミラー隊長の率いる大量兵器部隊=MET隊は、上層部から指示を受けた場所に出向き、隠された破壊兵器を見つける任務に就いています。
しかし彼らが行く先のどこにも、破壊兵器などは全く見つかりません。
そんな状況が何度も続いたことを不審に思い始めたミラーは、作戦会議で情報の提供元について説明を求めますが、結局「黙って任務をこなしていれば良い」と言われて一蹴されてしまいます。
英語が堪能なイラク人、フレディから情報提供を受けて訪れた先で、フセイン政権の幹部アル・ラウィの居場所を突き止めたミラー隊は、尋問しようとした矢先に別の特殊部隊に彼を連れ去られてしまいます。
この動きで内部にも疑問を持ち始めたミラーは、彼と同じ疑問を持ちこの件を調べているCIA調査官のブラウンとともに部隊を離れ、調査を開始します・・・。
最初はどういうことだか全く分からない状況から、破壊兵器に対する情報が一体どこからどういう目的で提供されていたのか・・・という謎に迫って行く過程は非常に面白かったです。
また、戦場の殺伐とした雰囲気と、それとは全くの別世界に見えるグリーン・ゾーン・・・。
アメリカに戻って来た?と思ってしまうような広大なプール、そこで優雅に楽しむ人々の様子があまりに異質で、あんな場所があるんだ〜と複雑な気分になりました。
この映画、サスペンスの部分は非常に良くて、途中からだんだんと判明してくる「黒幕」も悪そうでとてもいいんですが・・・途中のアクション部分はちょっと分かりにくくて大変でした。
最近よくあるような、手持ちカメラでブレブレの映像で、良く言えば観客も兵士達と一緒に戦場を走り回っているような感じ。
でもあまりにブレブレ過ぎて、何が起きているのか良く分からなっかったです・・・。
夜のシーンは特に全然事態が把握できず、途中からちょっと諦めモードに入ってしまいました。
良い部分はいろいろあったものの、全体としては印象が薄い作品だな〜という感想になってしまいました。
ただし最後にフレディが言った言葉には非常に感銘を受けましたね・・・。
本当に、当時も今もきっと皆が思っていることで、あのセリフのためにこの映画があったと思えるくらい、印象深い言葉でした。
マット・デイモンは思いのほか良かったです〜。
冒頭のテキパキ部下に指示する所とか、カッコいいじゃん・・・と思いましたね。
こういうガタイもいいけど頭もキレる、みたいな役柄は非常に合いますね。
この作品の原作本はドキュメンタリーだそうですね。
なんだかんだといって、日本にいた自分たちにはそんなに多くの情報は入って来ていなかったように思うので、この本はとても気になります。
いずれ読んでみたいです。
あの「観光地か!」なグリーンゾーンの描写は
よかったですね〜☆ 緊張感なしw
本もとっても気になります〜。
by ジジョ (2010-06-13 23:19)
題材は興味深く、一気に展開するストーリーも面白かったのですが、如何せん、アクションシーンについていけず、参りました。
>フレディが言った言葉
日本の基地問題にも、相通じるようなものがあると思いました。
by hash (2010-06-14 01:44)
> ジジョさん
nice!とコメントありがとうございます!
「観光地か!」とツッコみますね、あそこは・・・!
原作、ドキュメンタリーだと印象変わるだろうし、気になりますね。
by トミュウ (2010-06-15 22:20)
> hashさん
nice!とコメントありがとうございます!
そうなんですよね〜、題材は非常に興味深いんですが、ブレ過ぎて
大変でした・・・。
> 日本の基地問題にも
ん〜確かに、今まさにそんな状況になってますね。
なかなか複雑な問題ですね・・・。
by トミュウ (2010-06-15 22:22)
> モカさま
> kaedepapaさま
> えーちゃんaaaさま
nice!ありがとうございます!
by トミュウ (2010-06-17 23:19)