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「ドミノ」 を見ました。 [映画:タ行]

2005年 フランス
監督 トニー・スコット

前に出てきたシネマの記憶喪失で紹介されていた映画の一つです。
実在の人物、俳優の娘で自身もモデルをしていて、後に賞金稼ぎになるドミノ・ハーヴェイの半生を描いた作品です。

映画は、キーラ・ナイトレイ演じるドミノが、FBIの調査官らしき女性にこれまでの出来事を語るところから始まります。
ハリウッドスターの娘、モデルとしての道から外れ、賞金稼ぎになったきっかけ、そして初めてのミッションなど・・・。
評判通り、ミュージックPVを見ているような感じでしたね。カメラの動きが速すぎたりで、起きていることとか動きとかも良く分からないけど、なんだかスタイリッシュ〜という妙な感じでした。
でも、色使いは特徴的でしたね。黒と蛍光ペンの黄色や緑のような色で、すこしぼんやりとした感じがとっても印象に残りました。

時々時間軸がずれていって、はじめの方のシーンが「あぁここだったのか」なんていう部分があったりしましたが、まぁこれも今となってはそれほど珍しい手法でもないような気がしますね。
『トップガン』以外、トニー・スコットの映画はあまり見たことがないのですが・・・、『トップガン』はもう少し優等生的な感じがしたのと比べるとやっぱり違う雰囲気がありました。
ストーリー的には、結構ただ淡々と彼女の半生を描くという感じで、映像に対して比較的シンプルな感じだったかなと思います。

多少の脚色があるとはいえ、実際にこのような人生を送った女性がいたというのは、すごいですよねぇ。
最後にモデルとなったドミノ・ハーヴェイ本人が出ているけど、すごい美人ですねぇ。
ここ必要あったの??というのは置いておいて、本人は35歳という若さで、この映画の完成前に亡くなってしまったそうで・・・。
この映画の最後の方のメッセージはその後に追加されたものかも知れませんが、人生っていうのは選択次第でいろいろな道があって、でも最終的には皆同じところ=死に帰るということですね。
その死の瞬間に後悔しないような人生にしたい・・・と常々思ってはいるけど、なかなかそう簡単にはできないような気がするし、そういう意味では彼女の生き方は尊敬できますね。


ドミノ

ドミノ

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/30
  • メディア: DVD


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coco030705

こんばんは。
キーラ・ナイトレイが今までと違う役に挑戦してるよと、友だちが
言ってました。
トミュウさんのレビューを読むと、ドミノは普通とは違う生き方
(アウト・ロー?)をした人なんですね。
なかなか自分を目いっぱい燃焼させる生き方はできるものじゃありませんよね。その意味で、魅力的な人なのだろうと思います。
「シネマの記憶喪失」は買いました。まだ1/3くらいしか読んでませんが、
かなりディープな内容ですよね。また記事をアップしようと思います。
by coco030705 (2007-05-05 22:16) 

トミュウ

> ココさま
こんばんは!nice!とコメントありがとうございます〜。
ドミノ・ハーヴェイの完全燃焼的な生き方は本当にすごいと思います。
それと、賞金稼ぎって本当にいるんだ〜と単純に感心してしまいました。
「シネマの記憶喪失」読まれてますか〜。深いですよね。
感想楽しみにしてます。
by トミュウ (2007-05-05 23:24) 

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