「ジョン・カサベテスのビッグ・トラブル」 を見ました。 [映画:サ行]
1986年 アメリカ
監督 ジョン・カサヴェテス
『アメリカの影』『こわれゆく女』など、アメリカのインディペンデント映画の第一人者とでも言うべきカサヴェテス監督ですが、実はいずれも気になりつつ見てないんです・・・。
これは最後の監督作品だそうで・・・最後の作品から見始めるっていうのも悪くないかもと自分に言い聞かせながら見ました。
保険のセールスマンをしている主人公レナードは、3人の息子を全員エール大学に入れたいという妻の願いを聞き入れたいと思いつつ、どうやってお金を捻出したものかと悩んでいます。
息子3人は全員で合唱しながら登校したりと、音楽の才があり、そして「無理しなくていいよ、父さん」なんつって健気で可愛いんですよね。
そんな悩めるレナードのところに突然のお呼出が・・・。
豪邸らしきところに住む婦人は、もうすぐ夫が死にそうだから「家財」保険に入りたいと言って相談してきます。
それなら生命保険にした方がいいんじゃないか・・・と勧めるうちに、2人は保険金殺人を思いつきます。
この夫っていうのが、「刑事コロンボ」でおなじみのピーター・フォーク。
登場してから存在感&怪しさ抜群です。
「時々苦しくなってひどい顔をするかも知れないから、皆に見えないようにしてくれ」とか言って苦悶の表情をするところとか・・・かなり笑えます。
走っている電車から飛び降りて死んだとき限定という保険をかけたレナードと妻は、いろいろ手を尽くして夫を殺害し、計画は成功したように思えました・・・が、結局狂言殺人であることがばれ、彼の計画は結局頓挫してしまいます。
もうどうなってもいい!と自分の会社に盗みに入ると、なんとそこはテロリストに占領されていました・・・!
・・・ってな感じのドタバタ劇なんですよね。
お約束的な展開が目白押しで、結構笑えるところも多かったです。
ちょっと印象が薄いというか地味な感じだったのも否めないんですが、それでもくだらなさと洗練されている感じのバランスが良くて、これはカサヴェテス監督の良さなのかもなと思いました。
コレをきっかけに、有名作も含めていろいろチェックしてみたいと思います。
監督 ジョン・カサヴェテス
『アメリカの影』『こわれゆく女』など、アメリカのインディペンデント映画の第一人者とでも言うべきカサヴェテス監督ですが、実はいずれも気になりつつ見てないんです・・・。
これは最後の監督作品だそうで・・・最後の作品から見始めるっていうのも悪くないかもと自分に言い聞かせながら見ました。
保険のセールスマンをしている主人公レナードは、3人の息子を全員エール大学に入れたいという妻の願いを聞き入れたいと思いつつ、どうやってお金を捻出したものかと悩んでいます。
息子3人は全員で合唱しながら登校したりと、音楽の才があり、そして「無理しなくていいよ、父さん」なんつって健気で可愛いんですよね。
そんな悩めるレナードのところに突然のお呼出が・・・。
豪邸らしきところに住む婦人は、もうすぐ夫が死にそうだから「家財」保険に入りたいと言って相談してきます。
それなら生命保険にした方がいいんじゃないか・・・と勧めるうちに、2人は保険金殺人を思いつきます。
この夫っていうのが、「刑事コロンボ」でおなじみのピーター・フォーク。
登場してから存在感&怪しさ抜群です。
「時々苦しくなってひどい顔をするかも知れないから、皆に見えないようにしてくれ」とか言って苦悶の表情をするところとか・・・かなり笑えます。
走っている電車から飛び降りて死んだとき限定という保険をかけたレナードと妻は、いろいろ手を尽くして夫を殺害し、計画は成功したように思えました・・・が、結局狂言殺人であることがばれ、彼の計画は結局頓挫してしまいます。
もうどうなってもいい!と自分の会社に盗みに入ると、なんとそこはテロリストに占領されていました・・・!
・・・ってな感じのドタバタ劇なんですよね。
お約束的な展開が目白押しで、結構笑えるところも多かったです。
ちょっと印象が薄いというか地味な感じだったのも否めないんですが、それでもくだらなさと洗練されている感じのバランスが良くて、これはカサヴェテス監督の良さなのかもなと思いました。
コレをきっかけに、有名作も含めていろいろチェックしてみたいと思います。
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