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「デイ・オブ・ザ・デッド」 を見てきました。 [映画:タ行]

2008年 アメリカ
監督 スティーヴ・マイナー

スプラッター系はそれほど見ない自分ですが、ゾンビ物はどうしても見てしまうというか・・・。
これは名作と名高いジョージ・A・ロメロ監督『死霊のえじき』のリメイクということで、期待はしていないもののチェックしてしまいました。

主人公サラ・クロス伍長は、所属する軍隊の「訓練」のため、自分の故郷が閉鎖・隔離されることを知ります。
ちょっと風邪気味なのか、咳が止まらない母親に診察を受けさせるため、部下のバド、弟のトレバーらと共に病院に向かいますが、町の病院は同じような症状の病人で一杯でした。
そして、トレバーの彼女の父親をはじめとする患者達に、急に異変が起きたのです!

急に顔色が変わり、叫びだす彼ら・・・続々と彼らの牙にかかって行きます!
これはまずいと病院を抜け出したサラ達、町のラジオのDJが生き残っていると知り、そこにたどり着くトレバー達、彼らの行く末はどうなるのか・・・。
という、お約束ですがお約束であることが良い!という感じのストーリー展開です。

バド達と病院を抜け出すサラですが、数人の軍隊仲間と移動している間、バドはゾンビに手を噛まれてしまいます!
・・・なんていう所も「来たか〜」という展開ですよね。
もう一人の兵士サラザールが「殺す」と言うのを「消毒したから」と必死に止め、バドを連れて脱出を試みます。

最近のゾンビさん達はもう普通に走ったり跳んだりします。
しかも銃器まで普通に扱って、ゾンビと銃撃戦!になるなんて想像もつきませんでした。
そんなことまでしちゃうんだ〜!と、怖いというよりちょっと笑いに近い思いですね。

後ろを振り返ったらそこは!・・・とか、エレベーターが開いたらそこには!・・・とか、演出的にもお約束感がタップリです。
もうこういう映画は、一種の「様式美」なんだと思います。
ドリフのような・・・「志村後ろ後ろ!」という、アレですね(笑)分かってはいるけど、やっぱりないと寂しいみたいな。

ちょっと、ゾンビが倒されるときの音は生々しかったですが・・・映像も結構グロかったですが、カット割りが早かったり暗かったりして、あまり「うげー」という気分にはならずに済みました。
ゾンビをマシンガンでダダダダ!と打ち返したり、ナタで切ったり、ゲーム的と言ってしまうと語弊がありそうですが、爽快感すら漂うアクションの連続でした。
元ネタ『死霊のえじき』は未見だったのであまり先入観はなかったのですが、あまり考えずにダーっと見ると楽しい映画ですね。
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