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「ハロウィン(2007)」 を見てきました。 [映画:ハ行]

2007年 アメリカ
監督 ロブ・ゾンビ

わたしの結構好きな監督の1人であるジョン・カーペンターの作品のリメイクですね。
とはいってもオリジナル版は見たことないのですが、デス・メタルのアーティストでもあるロブ・ゾンビ監督はどんな感じなのかな〜と思ってみてみました。

あるハロウィンの夜。家でも学校でも孤独を感じつつ生きている少年マイケルは、不気味なマスクを被り、まだ赤ちゃんだった妹を残して父や姉、またその恋人を惨殺します。
そして精神病院に収容されたマイケルは、小児行動学者ルーミス医師とたびたび面会して治療を受けることになります。

独房に入れられたマイケルは、あれから17年後にかなりゴツい青年に成長します。
17年間1言も会話をしなかった彼は、急に周りの人間を惨殺し、精神病院を抜け出します!

マイケルが行った先は・・・当時は赤ちゃんだった妹、ローリーの所。
ローリーは高校生になっていて、ベビーシッターのアルバイトをしています。男の子や時にはエッチな話もしたりする、フツウの女の子です。
あるハロウィンの夜、友人が男の子とデートするから・・・と友人のバイト先の子も一緒に面倒見ることになった彼女は、この後惨劇を目にすることになります。

精神病院の職員、ローリーの友達、更には彼女達の彼氏など・・・本当に「近づいて来た者は皆犠牲者」というかなりグローい展開になっています。
ちょっと重かったですね・・・。個人的にスプラッタホラーには多少「笑い」の要素がないと見てられないと思っているのですが、この笑いの要素がほとんどなく、あとからあとから人が犠牲になって行くのにはさすがにグッタリしました。

描き方は比較的淡々としていて、マイケルの内面的な部分に同情的に迫るようなことはせず、そこは潔くて良いと思いました。
こういう何を考えているのか分からない感じ、というのが本当に怖いんですが、このモッタリ重い感じこそが、ロブ・ゾンビ監督の意図した所なのかも知れません。
エンターテイメントにしてしまうのは簡単ですが、敢えてそういう要素を落として、見る人に何かを考えさせるというか。

オリジナルのカーペンター版もやっぱり見たくなってしまいますね。
シリーズとして何作か映画化されていて、ファンも多いようですね・・・。機会があれば見てみたいと思います。

↓こちらがオリジナル版ですね

ハロウィン オリジナル劇場公開版 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD



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