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「アンストッパブル」 を見てきました。 [映画:ア行]

2010年 アメリカ
監督 トニー・スコット

なんだかんだいってトニー・スコット監督の作品も毎回気になってしまいます。
今作は『サブウェイ 123 激突』に続いてデンゼル・ワシントンと何度目かのコンビを組み、更に実際の列車暴走事故をモチーフにした作品ということで、結構楽しみにしていました。

ペンシルバニア州の列車操車場で、整備士のちょっとしたミスから最新型の貨物列車777号が無人のまま走り出してしまいました。
大量の化学薬品と燃料が積載されているこの列車、連絡を受けた操車場長のコニーは、なるべく早いうちに列車を止めるべくあらゆる手を打ち始めます。

一方そのころ、別の操車場ではベテラン機関士のフランクと新米車掌のウィルがこの日初めてコンビを組み、旧型の貨物列車1206号に乗り込みます。
当然2人は打ち解けるはずもなく、微妙に衝突しながら1206号を運転し始めます。
次第に777号はスピードを増し、1206号の進路に近づいて行きます・・・。

いろいろな意味でベタな感じなんですが、それでも列車のリアルなスピード感のおかげで本当にスリリングな作品になっています。
主人公2人がはじめはあんまり合わない所や、それぞれが微妙に家族関係に問題を持っていたり、危機的な状況をきっかけに次第に呼吸が合ってくる所なんかもベタだな〜って感じなんですけどね。
でもなんだか主演2人の渋い雰囲気もあって、それでもちゃんと魅せる感じになっているところが良いです。

これCGほぼなしとのことで、それを考えるとクライマックスの展開などは本当に手に汗握る素晴らしい迫力でした。
一部何が起きているのか見えにくい所があったりはしましたが、「ファイト〜いっぱーつ!」的な男の戦い(?)に大満足で、最後にはとてもスッキリした気分になれました。

デンゼル・ワシントンは本当に良いですね〜。もう出ているだけで安心感があるというか。
コンビを組んだクリス・パインも、次第に頼もしくなって行く所などはとても良かったです。
クリス・パイン、「スター・トレック」のカーク艦長だったんですね〜。あの時と比べるとごっつい感じになっていたので全然気づきませんでした〜。

この作品、大きめの劇場で見れて良かったな〜と思いました。
この迫力の映像と音は、やはり大画面と大音量で見ると楽しさ何倍にもなる気がしますね。

トニー・スコット監督には、最近のCG全開の作品を横目に見ながら、こういう骨太な作品をまだまだ作り出して欲しいですね〜。
今後の作品も楽しみです。







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coco030705

こんばんは。
CGを使わない骨太な作品、いいですね~!
デンゼル・ワシントンもごっつい感じになってきましたが、
やっぱり存在感がありますね。いい俳優だと思います。
こういう、ハラハラドキドキ⇒スッキリの映画は、時々観ると
精神衛生上、とってもいいと思います。
by coco030705 (2011-02-12 23:08) 

トミュウ

> ココさん
こんばんは。nice!とコメントありがとうございます!
本当ですね〜、ドキドキして最後はスッキリ!という映画は
見た後爽快な気分になってとても良いです。

by トミュウ (2011-02-19 20:26) 

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