「バス男」 を見ました。

2004年　アメリカ
監督　ジャレッド・ヘス

この作品、劇場公開はなかったようなんですが、DVD発売時に『電車男』ブームだったということで、なんだか微妙な邦題がついちゃってます。
原題は『Napleon Dynamite』。この作品の主人公の名前です。

アイダホに住むイケてない高校生、ナポレオン・ダイナマイト。
彼は見るからにオタクな格好で話し方もボソボソしているし、典型的なモテない系の男子です。

そんな彼ですがメキシコ人転校生のペドロという親友ができ、ダラダラと毎日を過ごしています。
ある日、ペドロが無謀にも生徒会長に立候補するということで、ナポレオンも協力することにします。

あらすじっていってもこのくらいで、とにかくダラダラと話が展開して行く感じですね。
主人公がバス通学っていうだけで、邦題にそれほど強い意味がある訳でもなく・・・『電車男』のような展開を期待すると全然違うので、ちょっとこの邦題はないかな〜という感じですね〜。

そんな中、クライマックスが意表をつく良さで、軽く感動してしまいます。
この映画、こんなにダラダラと展開して行って一体どういう感じで終わるのかしら・・・という心配を見事に吹き飛ばす素敵なラストでした。

ネタバレしてしまうと、クライマックスの彼のダンスがここで練習できるとか！
それだけ皆あのダンスには魅了されたということですね〜。

オタク度全開！という映画を期待すると違うじゃんって感じですが、のほほんとあったかい雰囲気のある良い作品でした。
監督のジャレッド・ヘスはこの後ジャック・ブラック主演の『ナチョ・リブレ』など面白そうな作品を作っています。
こちらも実は気になっていたので、機会があれば観てみたいですね〜。

バス男 [Blu-ray]

• 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
• メディア: Blu-ray