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「セルピコ」 を見ました。 [映画:サ行]

1973年 アメリカ
監督 シドニー・ルメット

ニューヨーク市警を舞台にした、実在の人物の話を基にした作品です。
『十二人の怒れる男』のシドニー・ルメット監督、アル・パチーノ主演ということで、気になった作品です。

映画は1971年のニューヨーク、警官のフランク・セルピコが重傷を負って病院に運ばれるシーンから始まります。
「撃ったのは警察の人間か?」と、フツウならあり得ないセリフが印象的です。

11年前、警察学校を卒業したセルピコは希望に燃えて82分署に配属されました。
しかしそこでは警官達の収賄が当たり前のように行われていて、潔癖な彼には耐えられない環境でした。
何度か勤務地を変えるものの、どこに行っても状況は同じ。
絶対に賄賂を受け取らないセルピコは、次第に警察の仲間達と険悪な雰囲気になっていきます・・・。

これ実話がベースというところにやっぱり衝撃を受けますね〜。
映画に出てくる警官って、ストーリー上の都合もあって「使えない」ことも少なくないですが、この映画に出てくる警官達は使えないどころかお金もらっちゃってますからね、そりゃ犯罪減らないわ〜って感じですよね。

仲間達から「裏切り者」と言われ、命さえ狙われかねない状況で、告発したセルピコの勇気には感服します。
自分にとっての正義を貫く、でもそれ故に命を危険にさらすという緊張感の中で、だんだん不安定になって行くセルピコの姿が印象的でした。

セルピコを演じたアル・パチーノ、若くてキラキラしててカッコイイんですよね〜。
テンポも良いし、楽しんで見れた作品でした。


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  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: DVD



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トミュウ

> alba0101さま
nice!ありがとうございます。
by トミュウ (2011-09-17 15:40) 

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