「アドベンチャーランドへようこそ」 を見ました。

2009年　アメリカ
グレッグ・モットーラ

『スーパーバッド　童貞ウォーズ』が大変面白かったグレッグ・モットーラ監督の作品です。
主演は『ソーシャルネットワーク』などのジェシー・アイゼンバーグです。

1987年の夏、大学院に進学予定のジェイムズは、今後の学費の一部を工面する必要に迫られて、地元のさびれた遊園地「アドベンチャーランド」でバイトをすることにします。
華やかなアトランクションのコーナーとは違って、地味なゲームコーナーの担当になったジェイムズ。
ちょっとウザい近所の男の子や、眼鏡のちょっとオタク風味な男の子などとウダウダ仕事をしている彼ですが、ある日同じゲーム担当の超可愛い女の子エムと出会い恋に落ちました。

恋とバイトと、青春いっぱいの夏が始まります・・・。

遊園地の微妙にさびれた感じが非常に良いです。
日本にもこんな雰囲気の遊園地は良くあるし、自分も小さい頃行った記憶があるので、ものすごいノスタルジーです。

80年代が中心の音楽もなかなか良かったですね。
懐かしさを感じる曲がちょうどいいタイミングでかかったりして、とても効果的でした。

『スーパーバッド〜』の記憶から、もっとドタバタ、ハチャメチャなコメディを予想していたんですが、意外にも普通に青春している映画でした。
夏休みにバイトして、そのバイト仲間と遊びに行ったり恋愛になったり・・・と、誰もが経験したことのありそうなお話が多分、見ている人それぞれの記憶を呼び起こしてジーンとしてしまうんじゃないかなと思います。

ジェシー・アイゼンバーグはやはり、ちょっと冴えないけどなんだかいい所を持って行ける主人公にピッタリでしたね。
彼の独特の早口の話し方は健在で、もうこれで「やっぱジェシーだな〜」と思えます。
エム役のクリステン・スチュワートもキュートで良かったです。

ちょっと地味な雰囲気かな〜と思いましたが、独特のノスタルジーとあったかい雰囲気がとてもいいと思いました。
モットーラ監督の次回作は『宇宙人ポール』！
こちらは後で感想を書きますが、とっても良かったです〜。
今後も楽しみですね。

アドベンチャーランドへようこそ [DVD]

• 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
• メディア: DVD