「フィリップ、君を愛してる！」 を見ました。

2009年　フランス
監督　グレン・フィカーラ

ユアン・マクレガーが好きなのもあって、公開時に何となく気になってはいたのですが、見ずじまいでした。
男同士のカップルを描いた作品で、共演はジム・キャリーです。

結婚し、娘もいた警察官のスティーブンですが、あるとき事故にあったことをきっかけに、自分に正直に生きることを決意します。
それは、自分はゲイであるということ。
妻にカミングアウトして別居、フロリダで詐欺をしながら豪遊していた彼ですが、警察に捕まって刑務所に入れられます。

しかしそこで、フィリップと運命的な出会いをし、２人は徐々に仲良くなって行きます・・・。

スティーブン、なかなかスゴイ人なんですよね〜。
刑務所を出て、弁護士と偽ってフィリップの刑期短縮にも成功したり。
詐欺は良くないから普通の会社に勤めようと考えて、履歴書に細工して一流企業のCEOになっちゃったり。
この話、実話が基になっているらしいんですが、スティーブンは本当に頭の良い人だったんだろうなと思います。

そして、ウワサには聞いていましたが・・・ユアン・マクレガー可愛い過ぎです！
オジサンなはずなのに、オビ＝ワンなのに・・・！シャイにはにかむ様子が本当に乙女のようでびっくりしました。

スティーブンの全ての行動がフィリップへの愛のため！というのが、単純でありながら心があったまる感じですよね。
ちょっと愛情表現の仕方間違っているんじゃない？と突っ込みたくなるんですが、それがスティーブンのチャーミングで憎めない所なんだと思います。

テンポも良くてクスっと笑える所もあったりして、とても楽しく見れた作品でした。

調べてみると、グレン・フィカーラ監督って『バッドサンタ』の脚本を担当されてたんですね。
『バッドサンタ』もすごく好きな作品だったので、今後の作品も注目して行きたいと思います。
新作の『ラブ・アゲイン』も見てみたいですね〜。

フィリップ、きみを愛してる! [DVD]

• 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
• メディア: DVD