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「カリートの道」 を見ました。 [映画:カ行]

1993年 アメリカ
監督 ブライアン・デ・パルマ

アル・パチーノ主演、ショーン・ペン共演のマフィア映画です。
「ファム・ファタール」も面白かったですし、デ・パルマは結構好きなんですよね。

主役のカリート(パチーノ)は元麻薬ディーラーです。友人の弁護士のおかげで刑務所から出所したものの、もう足を洗おうと考えています。
しかし、元大物の彼は故郷?に帰っても周りが放っておかず、彼のいとこが自分の「ハク」のために彼を巻き込んだりします。
密売人をやめ、バーを経営して貯めたお金で、ココを出て昔の恋人と暮らそうと頑張りはじめるのですが、なかなか周りはそうはさせてくれません。

弁護士クレインフェルドが脅され、とある人物の脱獄を手伝う羽目になった辺りから、話は展開を始めます。
真面目にコツコツお金を貯めようと思っていたカリートも、恩義を感じている彼からの頼みでは断れず、ボートを出して脱獄を手伝うことに・・・。

しかし、いざ船に乗せようとした瞬間、クレインフェルドが脱獄者(マフィアのボス)とその息子を殺害!どーすんだよこれ!といった感じになってしまうわけですねぇ。
このヤバい感じの弁護士、最初はショーン・ペンだと気付かずにびっくりしました。なんかおでこも広かったし、全然雰囲気が違っていたので・・・。
でもこういうちょっと危ない人物はショーン・ペンにピッタリですねぇ。

これで結局、彼の次男はじめマフィアに狙われる羽目になってしまったカリート。
やっとお金が溜まり、昔の恋人ゲイルと共にココから出ようというその時になって、彼らと鉢合わせて攻防戦を繰り広げることになります。
ココのシーンがスリリングで面白いですね。
結局は、最初のシーンで実は結末は分かっていてその通りになるわけですが、なんだか「何とか逃げてくれ〜」と手に汗かいてしまうのでした。

基本的にカリート本人のモノローグが中心になって進んで行くのですが、彼の声のちょっとかすれた感じも相まって、めちゃくちゃ渋いんですよね。
バイオレンス部分のスピード感や、作品の抑えた感じや黒が多くてダークな画面も良かったです。

カリートの道:スペシャルエディション

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  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2006/09/21
  • メディア: DVD


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coco030705

こんばんは。
ブライアン・デ・パルマといえば、「アンタッチャブル」!(でしたよね?)
ケビン・コスナーがかっこよかったこと。もちろん、ショーン・コネリーもね。
この映画は存在もしらなかったのですが、アル・パチーノの映画なら、
おもしろいでしょう。彼がでているとなぜか、おもしろい、と思ってしまう私
なのでした。
by coco030705 (2006-11-12 23:56) 

トミュウ

> ココさま
コメント&nice!ありがとうございます!
そうですね、「アンタッチャブル」ですね!
渋い男性が登場する映画としては、これもひけを取らないかな?と思います。
アル・パチーノはこの作品にとても合ってました。
確かに、わたしが見たことがあるのはそんなに多くないですが、面白い映画によく登場していますね〜。
by トミュウ (2006-11-14 00:57) 

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