「北北西に進路を取れ」 を見ました。 [映画：ハ行]
1959年 アメリカ
監督 アレフレッド・ヒッチコック
ヒッチコックの作品かどうかはともかくとして、この作品のタイトルは何となく皆知ってるって感じがしますよね。
「サイコ」や「めまい」と並ぶ位の代表作！とどこかで見たので、早速チェックです。
主人公ロジャー・ソーンはバリバリ活躍する広告マンですが、急に「キャプラン」という人物と間違えられて誘拐されてしまいます。
そこである仕事に強力しろと要請され、断るとお酒をガンガンに飲ませて車の運転席に乗せられ、そのまま「飲酒運転」で殺害されそうになります。
なんとか切り抜けたロジャーは、ホンモノのキャプランは国連にいると知って国連ビルに行きます。
出て来たホンモノのキャプランは間違わねーよ！とツッコみたくなる位の別人なのですが、彼と話をしようと思ったとたん、ホンモノが刺殺されてしまいます！
驚いたロジャー、「大丈夫ですか！」はいいけど、そのナイフを握っちゃうおとぼけぶり！更にそのシーンを写真に撮られるという大ボケをかましてくれます。
すごいです・・・面白すぎですよ。こういう巻き込まれ型の話って好きなんですよね。
殺人の容疑者になってしまったロジャー、今度は警察、また更に謎の組織に追われる羽目になってしまいます。
逃亡中に乗る電車で出会った女性の協力を得て、何とか逃げて行くわけですが、その女性もなんだか怪しい・・・と、どんどん話が進んでいくのが楽しいですね。
次々に起こる窮地を、時には機転で時には運（？）で切りぬける所も爽快です。ただの大ボケじゃなくて、ちゃんとしっかりしたカッコイイところもあるんです。
とうもろこし畑で飛行機に・・・！のシーンも最高でした。スリリングでもあるし、面白いですよね。
そして最後はアメリカの中でも最大の有名地だと思われるラシュモア山ですよ〜。
エンタテイメントといってしまえば確かに・・・って感じですが、なんで急に飛行機が？ラシュモア山？などというツッコみどころ満載なのも、この映画の面白いところだと思います。
スリルと笑いで、見る人を絶対画面から離さない！という力があるような気がします。
強引な展開もあったりしたのですが、そこも含めて楽しんでしまえ〜というのが一番ですかね。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2006/04/14
- メディア: DVD
こんばんは～。
この映画大好きです。スリルとサスペンスの定番といってもいいくらい
おもしろいですよね～。ヒッチコックの映画は、この作品と「めまい」が
すきなんです。
またヒッチコックの作品も見直してみたいものです。
by coco030705 (2007-02-07 21:21)
> ココさま
こんばんは！nice！とコメントありがとうございます！
実はヒッチコックってこれまであまり見ていなくて、こんなに面白かったのか〜！と目からウロコです。
「めまい」もぜひチェックしようと思います。
by トミュウ (2007-02-07 23:22)
ヒッチコックは、裏窓や救命艇のように固定された空間でのストーリー展開が好きですが、このノンストップ・ムービーも好きです。
by kenta-ok (2007-03-04 20:48)
> kenta-okさま
こんばんは！nice！とコメント、TBありがとうございます！
あれよあれよという展開と、スピード感がすごいですよね。
「裏窓」も気になりますね。ぜひ見てみたいと思います。
by トミュウ (2007-03-05 19:13)