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「ロシアン・ドールズ」 を見ました。 [映画:ラ行]

2005年 フランス=イギリス
監督 セドリック・クラピッシュ

クラピッシュ大好きなんです!
最初の『猫が行方不明』こそ見逃しましたが、他の作品は全部、もちろん前作『スパニッシュ・アパートメント』もシッカリ劇場で見ていたのですが・・・。
なぜ、この作品は見逃してしまったんだ〜!何をしていたんだ、あの時の自分!
・・・と自分を責めつつ、やっと見ることができました。

「スパニッシュ・アパートメント2」とあるだけあって、この作品は「スパニッシュ〜」の登場人物の5年後が描かれています。
作家を目指しつつテレビドラマの脚本などを書いている主人公グザヴィエ。
と、5年前は恋人だったにも関わらず、別れてしまった後はシングルマザーとなっているマルティーヌ。
グザヴィエは自分の仕事にも違和感を感じつつ、また特定の恋人もできずくさくさしています。
しかし・・・言っちゃ悪いけどどちらかといえば「冴えない」方に入ると思われるグザヴィエ、結構モテるんですよねこれが。
もちろん、彼自身もタラシなところはあると思いますが・・・まぁ「理想の女性」なんて言っているようでは、ちょっとって感じですかねぇ。

かつて一緒のアパートメントで過ごしたイギリス人のウェンディと一緒に仕事をすることになり、と同時にある女性モデルのゴーストライターとなって、パリとロンドンを往復する生活が始まります。
グザヴィエ、なんだかこの2人両方といい感じの仲になってしまいます。

そんな感じでいろいろ忙しく過ごしているうちに、ウェンディと一緒に同じアパートメントで過ごしたウェンディの弟、ウィリアムがロシアのバレリーナと結婚する!ということになります。
ウィリアムとバレリーナの子のドラマチック純愛の部分もすごく可愛くてほほえましいのですが、婿養子になるウィリアム、大家族の中に入ってなんだか大変そうだな〜という感じです。
この2人の結婚式の直前、モデルには捨てられ?、そしてウェンディにはフタマタがバレ、結局どちらも失ってしまいます。

グザヴィエの優柔不断な態度に多少やきもき(多少むっと)しつつも、なんだか最終的にはよかったねって感じの話になりましたね。
いい所ばかりじゃなくて、良くない所もダメなところもあるし、それでもちゃんといいと思える人はいるし、思ってくれる人もいるよ・・・そういうメッセージがあるような気がしました。
クスリと笑える所が多いのも、クラピッシュ作品の好きな部分の1つです。男らし過ぎるイザベル、よかったっす。

ロシアン・ドールズ スパニッシュ・アパートメント2

ロシアン・ドールズ スパニッシュ・アパートメント2

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • 発売日: 2006/11/24
  • メディア: DVD


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コメント 2

coco030705

こんにちは~。
「猫が行方不明」も「スパニッシュ・アパートメント」も好きです☆
監督がいっしょということは知りませんでした。
ロマン・デュリスって、たいしてかっこよくもないけど、なんとなく
好きです。「ルパン」も見ました。よかったですよ。
二股かけて両方に逃げられるなんて、バカだな~。(^^)
ただ、男は狩猟本能があるから、チャンスがあれば、こういう風に行動するって、僧侶で作家の人が言っていたので、そういうものなのかも。女には
理解できませんけど。でも、この男の本能のおかげで、色々なおもしろい
恋愛映画ができるので、まあよしとするか。全ての男が品行方正だったら、ドラマは生まれませんからね。けど、自分の恋人用には二股男は
ぜったいダ、メ(^^)
by coco030705 (2007-02-11 14:58) 

トミュウ

> ココさま
こんにちは!nice!とコメントありがとうございます。
ロマン・デュリスはわたしも好きです〜。超男前ってわけでもないのに、気になりますよね。
グザヴィエだけでなく、男性というのはそういうモノなのかも知れないですよね・・・。自分恋人だったら絶対許しませんけどね(^^)
by トミュウ (2007-02-11 18:38) 

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