SSブログ

「マンハッタン無宿」 を見てきました。 [映画:マ行]

1968年 アメリカ
監督 ドン・シーゲル

ドン・シーゲル監督と俳優クリント・イーストウッドのコンビといえば、言わずと知れた『ダーティーハリー』ですが、この作品はそれの伏線となったような映画ですね。
30代のイーストウッドの姿が見れます。

アリゾナで働いている警察官クーガンは、捕まえる相手を徹底的に追いつめて容赦しない野生児のような男です。
そんな彼は、凶悪犯リンガーマンの身柄をニューヨークからアリゾナまで護送する仕事を仰せつかります。

テンガロンハットにスーツという出で立ちでニューヨークにやってきたクーガン。
警察署に行ったものの、リンガーマンが入院してしまったため待機を命じられ、大都会でしばらく過ごすことになります。
ここで出会った女性犯罪者の保護担当の警官ジュリーと親しくなり、あっという間に彼女の心を虜にしてしまいます。

リンガーマンの身柄引き渡しにあまりに時間がかかり過ぎ、痺れを切らしたクーガンは、ついに彼を入院先の病院から連れ出し、連れて帰ろうとします。
しかし途中でリンガーマンの仲間に教われ、彼を逃がしてしまいます。
この不手際が原因でクーガンは警察をクビになり、個人としてリンガーマンを追うことになりました。

リンガーマンの入院先の病院にいた女リニーの存在を見つけたクーガン、彼女を問いただして居場所を聞き出し、ついにリンガーマンを追いつめます・・・!
クライマックスのアクションはかなり楽しめました。
イーストウッドはアクションもスタントなしで演じたということで、これまたその後の映画でのアクションスターっぷりに繋がる所がありそうですね。

話と言えば本当にそれだけだし、途中まではちょっと分かりにくい所もあったのですが、スピード感ある展開とアクションで楽しく見ることができました。

そしてイーストウッドの色男っぷりも健在です!
この作品で、その後のイーストウッドのイメージ=女性にモテモテの色男というのが確立されたのかも知れないですね。
今となってはすっかりおじいちゃんになってしまったイーストウッドですが、若かりし時は本当にカッコ良かったですねー。
監督作品はもちろんのこと、出演作品も結構あるので、またいろいろとチェックしなくてはと思いました。


マンハッタン無宿 [DVD]

マンハッタン無宿 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD



nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 2

hash

こんばんは。
現代版(と言っても今では40年前ですが^^)西部劇という感じで面白い作品ですね。
by hash (2009-09-01 00:41) 

トミュウ

> hashさま
こんばんわ!nice!とコメントありがとうございます!
男としての意地を通す・・・というところなどは、西部劇に
繋がる所がある気がしますね。
そういう風に見ると、ラストの対決も違った楽しみ方ができる気がします。

by トミュウ (2009-09-05 22:09) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。