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「28週後...」 を見ました。 [映画:英数字など]

2007年 イギリス=スペイン
監督 ファン・カルロス・フレスナディージョ

今やオスカー監督となったダニー・ボイル監督のゾンビ映画、『28日後...』の続編として、ボイル監督の製作総指揮で作られた作品です。
『28日後...』は公開時に見ましたが、全速力で走ってくるゾンビにここまで来ちゃったか・・・と思った記憶があります。
そしてわたしの好きな俳優の1人、ロバート・カーライルが出演しているので気になっていました。

舞台は『28日後...』の続きで、あの映画の後数ヶ月経過し、感染者はどんどん死亡して行き、ついに復興への道を辿り始めたイギリスが舞台です。
大量発生したゾンビ達から逃げて、妻アリスと山小屋に暮らしていた主人公のドンですが、ついにやってきたゾンビから逃げるため、ドンは妻を置いて全速力で逃げ出します・・・。

それからしばらくして、スペインにいた彼らの2人の子供がイギリスに戻ってくることが出来るようになり、父ドンと一緒にコロニーで過ごし始めます。
「母親は死んだ」と言われた2人ですが、なぜ助けなかったのかと尋ねるなど、どうも彼らの関係は微妙な感じなのでした。

そんな中、2人はどうしても母親の想い出のモノを取りに行きたいと、コロニーを出て家に戻ろうとします。
この危なっかしい感じはこういう映画にはつきもので、お約束的でとっても楽しいのですが、やはりそれがきっかけになり、母アリスが生きていることが分かるのでした。
ゾンビ化せず、他の感染者がとっくに死んでしまった後も生き延びている彼女は、コロニーに運ばれてしばらく経過観察をすることになります。
その姿を見たドン、やはり自分が彼女を見捨ててしまったことがずっと気になっていて、ついに次の大惨事の始まりとなる訳です。

そこからは本当にすごいスピードで、どんどん感染者は走り、そしてどんどん増えて行きます。
こうなっちゃったらもう仕方がない、という勢いで、軍は感染者・非感染者関係なく一掃する作戦に出ます・・・!
ゾンビ達の速さとグロさも結構なものですが、この作戦もかなりヤバい感じですよね。
子供達2人は、ゾンビからも軍の一掃作戦からも逃げなければ行けない羽目になるという、皮肉な展開が良いです。

ゾンビ達がにべもなく一掃されて行く姿もスゴかったですが、やはりドン=ロバート・カーライルの熱演ぶりが本当に楽しかったです。
まさかゾンビになってしまうなんて予測もしませんでしたが、その意外な展開とノリノリっぽい感じが非常に良かったです。
そんな感じでロバートファンのわたしとしては、そこばかりが印象に残ってしまって他はちょっと印象薄いんですが・・・。
やはりこの映画のテーマは、やっぱり怖いのは人間じゃないか!ということなんですよね。
実際にこういうことが起きたら国とか政府ってこういうもんなんじゃないだろうか、という違った意味での恐怖も感じられた映画でした。


28週後...(特別編) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD



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