「ローラーガールズ・ダイアリー」 を見てきました。

2009年　アメリカ
監督　ドリュー・バリモア

ドリュー・バリモア、女優としても結構好きなので、監督作品は結構楽しみにしていました。
JUNO/ジュノのエレン・ペイジ主演というのも気になるポイントですね〜。

テキサスの田舎町に住む17歳の高校生ブリス。
彼女の母親は娘を美人コンテストに出場させて優勝させるのが生き甲斐で、ドレスを着せてあちこちのコンテストに連れて行きます。
ブリスはこういう日々になんとなく違和感を感じていました。

ブリスが親友のパシュと隣町オースティンに買い物に出かけた所、あるお店でローラースケートをパワフルに乗りこなす女性達に遭遇します。
その姿が気になったブリスは、彼女達の出場する「ローラーゲームズ」の試合を観に行き、試合のパワフルさにすっかり魅了されてしまいます。

試合に出ていたハール・スカウツはなかなか勝利に恵まれず、コーチも「もっと戦略に従って試合をすれば、きっと勝てるのに」とがっかりするようなチームです。
そのハール・スカウツのオーディションがあると聞いたブリスは、昔買ってもらったローラーシューズを久しぶりに出し、このオーディションに参加することを決意します・・・！

本当に、ガールズパワー炸裂！と言った映画でした。
ハール・スカウツにはドリュー・バリモア監督自身が演じるスマッシュリー（当たり役）シンプソンを初め、マギー・ヘイハム（暴力）など、名前に違わず強そうな女性が一杯です。
こんな彼女達のチームに「スピード」という武器で仲間入りすることになったブリス＝ベイブ・ルースレス（非情）も、どんどん強い女の子になって行く様子がとっても良いです。

ライバルチームもなかなか強烈なキャラクターが揃っていて面白いです。
そして女の子のチーム総勢10人くらいが、ローラーゲームズで体当りしたりぶつかり合ったり、本当にパワフルなゲームなんですね〜。
ローラーゲームズというスポーツについて良く知らなかったですが、盛り上がりそうで面白そうです・・・痛そうでもあるけど。

ちょっといい感じの男の子が出来たり、家族に内緒にしていたのがバレそうになって・・・というようなある意味お約束的な所もありながら、それぞれが丁寧に描れている所がとても良いと思いました。
家族とのいろいろはちょっと泣けて来ちゃいました・・・やっぱり、どんなときでも家族の存在ってあったかいなと思いました。

この作品、本当にドリュー・バリモア監督のイメージそのものだった気がします。
曲の選び方などもとってもいいし、ローラーゲームズのチームのコスチュームもセクシーで可愛い！
見た後にパワーをもらえたような、楽しくなれる作品でした。

次の監督作、なんと『オズの魔法使い』の続編とか！？
バリモア監督らしい雰囲気がタップリ！の期待できそうですね〜、楽しみに待ちたいと思います。

ローラーガールズ・ダイアリー [DVD]

• 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
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コメント 4

＞ドリュー・バリモア
初監督作ということですが、評判いいですね。
彼女に限らず、俳優出身の監督はいい作品を撮る人が多いように思います。
上映館が少ないのが残念です。
by hash (2010-06-27 01:43) 

> hashさん
nice！とコメントありがとうございます！
そうですね、俳優をしていると「自分だったらこういう作品を
撮りたい」というイメージが出来てくるのかも知れないですね。
上映館少なすぎますね・・・。もっと拡大しても良かったと思います！

by トミュウ (2010-06-27 16:02) 

ほんとにドリュー・バリモアらしい作品でした〜♪
わたしもドリュー大好きなので、大満足☆
次回作も楽しみですね〜^^
by ジジョ (2010-06-29 09:26) 

> ジジョさん
nice！とコメントありがとうございます！
やっぱりドリュー・バリモア自身が投影されていたんだろうなと思います。
この雰囲気好きです！
次回作本当に楽しみですね〜。
by トミュウ (2010-07-03 18:18)