「マッド・ボンバー」 を見ました。 [映画:マ行]
1973年 アメリカ
監督 バート・I・ゴードン
バート・I・ゴードン監督の作品は初めて見ましたが、SFやホラーの作品を多く撮っている監督だそうですね。
この作品はサスペンスに入るのかな・・・爆弾魔を描いた作品です。
メガネで長身の男、ウイリアム・ドーンは妻と別れ、娘をドラッグ中毒で亡くしてから神経症っぽい性格に拍車がかかっています。
道でタバコをポイ捨てした人に執拗に「拾え」と迫ったり、目を合わせない店員に執拗に文句を言ったり・・・ちょっと危ない所のある人物。
実はドーンは最近ロサンゼルス近辺で頻発している爆発事件の犯人。
軍隊時代の知識を生かし、目覚まし時計を使った時限爆弾を自作して娘と繋がりのあった施設を次々と爆破し、娘をドラッグ中毒にしてしまった社会に対する復讐をしていると信じています。
ドーンが病院の爆破のために訪れたとき、そこに連続強姦魔のジョージ・フロマリイがいて、彼がこの爆破事件犯人を見た唯一の人物ということになります。
ロス警察の鬼刑事ミネリは、フロマリイを探し出して爆発犯の手がかりを聞き出そうとします・・・。
と、主要キャラ3人が絶妙に絡み合いながらストーリーは進んで行く訳ですが・・・。
この作品はチャック・コナーズ演じるドーンの強烈なキャラクターに尽きますね!
冒頭から神経質っぷりを存分にアピールしていて、キモ怖いって感じの雰囲気が素晴らしかったです。
もう1人の犯罪者フロマリイのネヴィル・ブランドもなかなか良かったです。
彼のちょっと異常な性癖と彼の最期にはちょっと笑ってしまいましたが・・・。
この作品、犯人に警察が迫れるか・・・!というような、よくイメージされるサスペンスとは雰囲気が違っていて、警察は犯罪者2人の強烈さに押されてあんまり目立たなかったですね・・・。
ドーンとフロマリイの異様さを楽しみながら見ると、ところどころちょっと笑える所などもあってなかなか楽しいと思います。
この作品が爆弾パニック物映画の始まりだった・・・という説もあるようですが、ダイナマイトに目覚まし時計をつける時限爆弾などもこの作品からなんでしょうかね、興味出てきました。
爆発シーンなどはちょっとショボい感じもありましたが、この時代にはCGも普及していなかっただろうから本当に爆発させてるんですもんね。
多分それほどお金をかけていないんじゃないかと思いますが、それでもいろいろな工夫でちゃんと見せることは可能なんだな〜と思った作品でした。
監督 バート・I・ゴードン
バート・I・ゴードン監督の作品は初めて見ましたが、SFやホラーの作品を多く撮っている監督だそうですね。
この作品はサスペンスに入るのかな・・・爆弾魔を描いた作品です。
メガネで長身の男、ウイリアム・ドーンは妻と別れ、娘をドラッグ中毒で亡くしてから神経症っぽい性格に拍車がかかっています。
道でタバコをポイ捨てした人に執拗に「拾え」と迫ったり、目を合わせない店員に執拗に文句を言ったり・・・ちょっと危ない所のある人物。
実はドーンは最近ロサンゼルス近辺で頻発している爆発事件の犯人。
軍隊時代の知識を生かし、目覚まし時計を使った時限爆弾を自作して娘と繋がりのあった施設を次々と爆破し、娘をドラッグ中毒にしてしまった社会に対する復讐をしていると信じています。
ドーンが病院の爆破のために訪れたとき、そこに連続強姦魔のジョージ・フロマリイがいて、彼がこの爆破事件犯人を見た唯一の人物ということになります。
ロス警察の鬼刑事ミネリは、フロマリイを探し出して爆発犯の手がかりを聞き出そうとします・・・。
と、主要キャラ3人が絶妙に絡み合いながらストーリーは進んで行く訳ですが・・・。
この作品はチャック・コナーズ演じるドーンの強烈なキャラクターに尽きますね!
冒頭から神経質っぷりを存分にアピールしていて、キモ怖いって感じの雰囲気が素晴らしかったです。
もう1人の犯罪者フロマリイのネヴィル・ブランドもなかなか良かったです。
彼のちょっと異常な性癖と彼の最期にはちょっと笑ってしまいましたが・・・。
この作品、犯人に警察が迫れるか・・・!というような、よくイメージされるサスペンスとは雰囲気が違っていて、警察は犯罪者2人の強烈さに押されてあんまり目立たなかったですね・・・。
ドーンとフロマリイの異様さを楽しみながら見ると、ところどころちょっと笑える所などもあってなかなか楽しいと思います。
この作品が爆弾パニック物映画の始まりだった・・・という説もあるようですが、ダイナマイトに目覚まし時計をつける時限爆弾などもこの作品からなんでしょうかね、興味出てきました。
爆発シーンなどはちょっとショボい感じもありましたが、この時代にはCGも普及していなかっただろうから本当に爆発させてるんですもんね。
多分それほどお金をかけていないんじゃないかと思いますが、それでもいろいろな工夫でちゃんと見せることは可能なんだな〜と思った作品でした。
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