「ジャーロ」を見てきました。 [映画:サ行]
2009年 アメリカ=イタリア
監督 ダリオ・アルジェント
しばらくサボっておりましたが・・・。
またちょこちょこ更新して行きたいと思います。
ちょっと前に観た作品から・・・。
イタリアン・ホラーの巨匠ダリオ・アルジェント監督の新作、オスカー俳優エイドリアン・ブロディ主演ということでかなり気になっていました。
こちらももちろん、期待を裏切らない鮮血ホラーです。
イタリア・トリノで、外国人の美女ばかりが狙われる連続誘拐殺人事件が発生しています。
犯人はタクシーを使い、乗車した女性を行き先ではない場所に連れて行き、そこで彼女達の顔を無惨に傷つけ、そして殺害して街に捨てる、という凶行を繰り返しています。
そこにモデルのセリーヌがショーの仕事のためにやってきました。
ショーの後、別でトリノにやって来た姉リンダと待ち合わせて食事をするため、急いでタクシーに乗ったセリーヌですが・・・そのタクシーは不運にもそのタクシーだったのでした・・・。
時間になっても妹がやってこないことを心配したリンダは警察に行き、そこでこの事件について捜査をしているエンツォ警部に会います。
捜査を開始した2人は、被害者が残した「黄色」というキーワードを元に、犯人に徐々に迫って行きます。
その一方、拉致された妹は果敢にもこの場所から逃げ出そうとあらゆる手を尽くします・・・。
基本的なストーリーはあまり独特な感じはなかったんですが、やはり美女の顔に容赦なく傷を付けて、流血ものすごいことに〜!というホラーの醍醐味はタップリです。
あまりにも痛いシーンはさりげなく外したりという気遣い(?)もあったりしますが・・・。
犯人には生まれたときからのトラウマがあって、彼に迫るエンツォ警部にも忘れられないトラウマがある・・・という対比された形で2人のキャラクターが描かれていたのは興味深かったですが、個人的には猟奇殺人犯に「それを行う理由」というのが全くない方が恐ろしいと思うので、そういう意味では犯人の得体の知れない恐ろしさ・・・というのは減った感じがしました。
まぁそれでもあのキモい佇まいと行動で大分怖いんですけどね。
エイドリアン・ブロディは良かったですねぇ〜。
なんだか心の中に暗い所を持ち、今まで誰とも打ち解けるようなことがなくて疲れたような佇まいが何とも言えず良かったし、リンダと一緒にいる時の何となくあったかい気持ち・・・でもそれに自分で戸惑っちゃう、みたいな絶妙な表情も素晴らしいです。
ラストシーンの何とも言えない表情も忘れがたいですね〜。
犯人もキモさ全開!でとっても良かったですし、リンダ役のエマニュエル・セニエもちょっと古風な感じの金髪美女でありながらエンツィオ警部に暴言吐きまくっちゃう所なども良かったですね〜。
ちょっと全体的に良くある話・・・になっていた感じはありましたが、それぞれが洗練されているところがさすがアルジェントといった感じで、なかなか楽しめた作品でした。
監督 ダリオ・アルジェント
しばらくサボっておりましたが・・・。
またちょこちょこ更新して行きたいと思います。
ちょっと前に観た作品から・・・。
イタリアン・ホラーの巨匠ダリオ・アルジェント監督の新作、オスカー俳優エイドリアン・ブロディ主演ということでかなり気になっていました。
こちらももちろん、期待を裏切らない鮮血ホラーです。
イタリア・トリノで、外国人の美女ばかりが狙われる連続誘拐殺人事件が発生しています。
犯人はタクシーを使い、乗車した女性を行き先ではない場所に連れて行き、そこで彼女達の顔を無惨に傷つけ、そして殺害して街に捨てる、という凶行を繰り返しています。
そこにモデルのセリーヌがショーの仕事のためにやってきました。
ショーの後、別でトリノにやって来た姉リンダと待ち合わせて食事をするため、急いでタクシーに乗ったセリーヌですが・・・そのタクシーは不運にもそのタクシーだったのでした・・・。
時間になっても妹がやってこないことを心配したリンダは警察に行き、そこでこの事件について捜査をしているエンツォ警部に会います。
捜査を開始した2人は、被害者が残した「黄色」というキーワードを元に、犯人に徐々に迫って行きます。
その一方、拉致された妹は果敢にもこの場所から逃げ出そうとあらゆる手を尽くします・・・。
基本的なストーリーはあまり独特な感じはなかったんですが、やはり美女の顔に容赦なく傷を付けて、流血ものすごいことに〜!というホラーの醍醐味はタップリです。
あまりにも痛いシーンはさりげなく外したりという気遣い(?)もあったりしますが・・・。
犯人には生まれたときからのトラウマがあって、彼に迫るエンツォ警部にも忘れられないトラウマがある・・・という対比された形で2人のキャラクターが描かれていたのは興味深かったですが、個人的には猟奇殺人犯に「それを行う理由」というのが全くない方が恐ろしいと思うので、そういう意味では犯人の得体の知れない恐ろしさ・・・というのは減った感じがしました。
まぁそれでもあのキモい佇まいと行動で大分怖いんですけどね。
エイドリアン・ブロディは良かったですねぇ〜。
なんだか心の中に暗い所を持ち、今まで誰とも打ち解けるようなことがなくて疲れたような佇まいが何とも言えず良かったし、リンダと一緒にいる時の何となくあったかい気持ち・・・でもそれに自分で戸惑っちゃう、みたいな絶妙な表情も素晴らしいです。
ラストシーンの何とも言えない表情も忘れがたいですね〜。
犯人もキモさ全開!でとっても良かったですし、リンダ役のエマニュエル・セニエもちょっと古風な感じの金髪美女でありながらエンツィオ警部に暴言吐きまくっちゃう所なども良かったですね〜。
ちょっと全体的に良くある話・・・になっていた感じはありましたが、それぞれが洗練されているところがさすがアルジェントといった感じで、なかなか楽しめた作品でした。
こんばんは。お久しぶりです!
私もブログをサボりまくっています。(^^)
ところで、予告編みせていただきました。ありがとうございます。
こわそーですねぇ。ウーム、私にはムリかも……。
エイドリアン・ブロディ、ちょっとおじさん度が進みましたが、
いい俳優ですよね。また何かに主演したらいいなあと思います。
by coco030705 (2010-10-25 21:31)
> ココさん
こんばんは!お久しぶりです〜。
nice!とコメントありがとうございます!
お互いのんびりやりましょう(^ ^)
結構流血多かったかも知れないですねぇ・・・血が苦手だと
ちょっと厳しいかも知れないですが、なかなか面白かったです。
エイドリアン・ブロディは今後も大注目ですね!
by トミュウ (2010-10-31 19:38)