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「マチェーテ」 を見てきました。 [映画:マ行]

2010年 アメリカ
監督 ロバート・ロドリゲス、イーサン・マニキス

タランティーノと組んで作った『グラインドハウス』シリーズの中でのフェイク予告編、最近見たんですが確かにやばそうでちょっと面白い予告だったんですよね。
この映画はなんと、その予告編を実際に映画にしましたということで、結構面白そうだな〜と思っていました。

かつては敏腕捜査官として働いていたマチェーテですが、ある捜査中に妻と娘を惨殺されたという過去を持ちます。
その後捜査官を辞め、日雇いの労働で暮らしていた彼にある依頼がやってきます。
それはメキシコからの不法移民に反対している政治家を暗殺するという内容。
しかしこれは依頼人の罠で、その事件をきっかけにマチェーテは殺人犯として追われる身になってしまいます。

彼らに立ち向かうことにしたマチェーテは、トラックでタコスを売りながら移民達の支援をしている・・・のは表向きで、実は移民達をまとめるボス、ルースの協力も得て、敵の元に向かいます。
ここで敵となるのは、次々と殺し屋を雇うブース、「自警団」と称して移民達を惨殺しているヴォン、更には移民局職員の美女サルタナ。
そしてバイオレンスあり、お色気シーンありの派手な展開へと進んで行く訳です・・・。

冒頭から流血多めの残酷シーンで驚いてしまうくらいですが、そのB級感が惜しみなく作品中につぎ込まれていて非常に楽しめます。
マチェーテ=ナタ という名前通り大きめのナタを振り回すマチェーテと、そのナタにばさばさと切られる人達の描写がグロいながらも爽快感溢れる感じです。
それと何気なく盛り込まれている移民問題・・・あちこちで働いている移民達がいざという時に団結する!というシーンなどは、ちょっと泣けてくるくらいです。

こんな悪人顔は他にいるまい!というマチェーテ(彼を演じるダニー・トレホはロドリゲス監督のいとこ!だそうですが)がなぜか女性達にモテて、サルタナや、お色気部分を担当している美女達(リンジー・ローハンだったり)となんとなくいい感じになる所も面白いですねぇ〜。
そんな中にロバート・デ・ニーロ、スティーブン・セガールなどの大御所さん達までもが参加して、いい感じで悪役をやっている所も面白いです。
ルース、サルタナなどの女性陣は美しい上に強くて良かったです!

上映時間があまり長くないのにいろいろてんこもり!って感じで、休むヒマなく楽しめました。
バイオレンス描写には「そこまでするか」っていうくらいの部分もあったりして、そういうのが苦手な人にはおススメできない作品ですが、その過剰なところがB級の良い所ですからね〜。
なんとなく続きそうな感じもあるかな〜・・・?って感じでしたが、シリーズ化してくれたら楽しそうですね。




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