「インテリア」 を見ました。 [映画:ア行]
1978年 アメリカ
監督 ウディ・アレン
ウディ・アレン監督は大好きですが、昔の作品はそれほど多く見ていないんですよね〜。
コメディをメインに撮っていたアレン監督の初のシリアスドラマがこの作品だったということで、最高傑作という評価と微妙という評価両方あって、とても興味深い作品です。
ロングアイランドの高級住宅地に住む老夫婦。
3人の娘達も独立し、それぞれ悩みを抱えつつもそれなりの距離感を取りつつ暮らしています。
ある日突然父親が「家を出る、離婚したい」と言い出し、皆が混乱し始めます・・・。
インテリア・デザイナーの母親イブはちょっと神経症気味で、このショックで自殺未遂を起こしたりします。
そんな中父親が新しい女性、パールを連れて来たことから、娘達3人と夫妻との間にも微妙な緊張感が走ります・・・。
この映画、まず印象的なのは音楽がほとんどないんですよね〜。
多分唯一聞けるのはパーティの場でダンスのBGMとして掛かるジャズで、コレを聞いて「あぁ〜やっぱりウディ・アレンだったんだ」と思うほどです。
それくらい、本当に静かな映画です。
登場人物も家族5人とパール以外はほとんどいないし、ストイックさも感じられるような緊張感があります。
会話のやり取りなんかは結構早口もあったりして「らしい」感じですが、3人の娘達の母親に対する微妙な思いなどが繊細に描かれていてとても良いです。
母親を演じたジェラルディン・ペイジの貫禄ある演技をはじめ、登場人物皆の演技も素晴らしく、非常に見応えのある作品でした。
ラストシーンもとても余韻が残る感じで美しくて良いですね〜。
この後、アレン監督はコメディもシリアスな映画もたくさん作っていますが、この「要らないモノをそぎ落とした」といったような世界観は、この作品独特のものかも知れません。
まだまだ新作も楽しみだし、以前の作品にも更に興味が湧いて来たので、どんどんチェックして行きたいと思います。
監督 ウディ・アレン
ウディ・アレン監督は大好きですが、昔の作品はそれほど多く見ていないんですよね〜。
コメディをメインに撮っていたアレン監督の初のシリアスドラマがこの作品だったということで、最高傑作という評価と微妙という評価両方あって、とても興味深い作品です。
ロングアイランドの高級住宅地に住む老夫婦。
3人の娘達も独立し、それぞれ悩みを抱えつつもそれなりの距離感を取りつつ暮らしています。
ある日突然父親が「家を出る、離婚したい」と言い出し、皆が混乱し始めます・・・。
インテリア・デザイナーの母親イブはちょっと神経症気味で、このショックで自殺未遂を起こしたりします。
そんな中父親が新しい女性、パールを連れて来たことから、娘達3人と夫妻との間にも微妙な緊張感が走ります・・・。
この映画、まず印象的なのは音楽がほとんどないんですよね〜。
多分唯一聞けるのはパーティの場でダンスのBGMとして掛かるジャズで、コレを聞いて「あぁ〜やっぱりウディ・アレンだったんだ」と思うほどです。
それくらい、本当に静かな映画です。
登場人物も家族5人とパール以外はほとんどいないし、ストイックさも感じられるような緊張感があります。
会話のやり取りなんかは結構早口もあったりして「らしい」感じですが、3人の娘達の母親に対する微妙な思いなどが繊細に描かれていてとても良いです。
母親を演じたジェラルディン・ペイジの貫禄ある演技をはじめ、登場人物皆の演技も素晴らしく、非常に見応えのある作品でした。
ラストシーンもとても余韻が残る感じで美しくて良いですね〜。
この後、アレン監督はコメディもシリアスな映画もたくさん作っていますが、この「要らないモノをそぎ落とした」といったような世界観は、この作品独特のものかも知れません。
まだまだ新作も楽しみだし、以前の作品にも更に興味が湧いて来たので、どんどんチェックして行きたいと思います。
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