「イカとクジラ」 を見ました。 [映画:ア行]
2005年 アメリカ
監督 ノア・ボーンバック
『ライフ・アクアティック』の脚本を書いたノア・ボーンバックが監督・脚本で、アカデミー脚本賞にノミネートされた作品とのことで。
タイトルからはほのぼのした映画なのかな〜?くらいしか内容は想像できなかったんですが、実際はもうちょっとシリアスな家族ドラマといった感じですね。
舞台は1986年のニューヨーク。
2人とも作家の夫婦と高校生と小学生の息子、4人で暮らす一家ですが、夫は一時期は著名だったものの今は落ち目、逆に脚光を浴び始めている妻を認めることができないでいます。
そんな夫の姿に辟易してしまった妻は別居を申し出て、2人の息子は曜日ごとに父と母の家を交互に訪れるという取り決めになりました。
父親を尊敬していて、そのためかビミョーに影響を受けすぎている長男と、母親の方が大好きな次男も、それぞれの思いと行動が丁寧に描かれて行きます。
長男のインテリを意識しすぎて「カフカがなんとか・・・」とか語っちゃう様子とか、次男のちょっとアブナイ行動など、なんだか笑える所もありつつ妙にリアリティがあり、思春期の男の子達ってこんな感じなのかな〜と思ったりします。
母親もちょっと男にだらしなかったりと、基本的には「イタい」感じで話が進んで行くんですが、そんな中にもほんのりと温かさがあるのがこの作品の特徴ですかね。
父親を演じたジェフ・ダニエルズのダメっぷりもなかなか良かったんですが、長男のジェシー・アイゼンバーグがやはり印象的でしたかね〜。
早口でインテリ風な話し方をする様子は、『ソーシャル・ネットワーク』を観た後で見るとそのまんまだな〜なんて思ってしまいます。
家族の様子って外からだと全然分からないけれど、それぞれいろいろ問題があったりするよね〜、と、ここまでじゃないかも知れないけど妙に納得できる所のある映画でした。
監督 ノア・ボーンバック
『ライフ・アクアティック』の脚本を書いたノア・ボーンバックが監督・脚本で、アカデミー脚本賞にノミネートされた作品とのことで。
タイトルからはほのぼのした映画なのかな〜?くらいしか内容は想像できなかったんですが、実際はもうちょっとシリアスな家族ドラマといった感じですね。
舞台は1986年のニューヨーク。
2人とも作家の夫婦と高校生と小学生の息子、4人で暮らす一家ですが、夫は一時期は著名だったものの今は落ち目、逆に脚光を浴び始めている妻を認めることができないでいます。
そんな夫の姿に辟易してしまった妻は別居を申し出て、2人の息子は曜日ごとに父と母の家を交互に訪れるという取り決めになりました。
父親を尊敬していて、そのためかビミョーに影響を受けすぎている長男と、母親の方が大好きな次男も、それぞれの思いと行動が丁寧に描かれて行きます。
長男のインテリを意識しすぎて「カフカがなんとか・・・」とか語っちゃう様子とか、次男のちょっとアブナイ行動など、なんだか笑える所もありつつ妙にリアリティがあり、思春期の男の子達ってこんな感じなのかな〜と思ったりします。
母親もちょっと男にだらしなかったりと、基本的には「イタい」感じで話が進んで行くんですが、そんな中にもほんのりと温かさがあるのがこの作品の特徴ですかね。
父親を演じたジェフ・ダニエルズのダメっぷりもなかなか良かったんですが、長男のジェシー・アイゼンバーグがやはり印象的でしたかね〜。
早口でインテリ風な話し方をする様子は、『ソーシャル・ネットワーク』を観た後で見るとそのまんまだな〜なんて思ってしまいます。
家族の様子って外からだと全然分からないけれど、それぞれいろいろ問題があったりするよね〜、と、ここまでじゃないかも知れないけど妙に納得できる所のある映画でした。
2011-07-13 13:36
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