「カジュアリティーズ」 を見ました。 [映画:カ行]
1989年 アメリカ
監督 ブライアン・デ・パルマ
デ・パルマ監督も結構好きなので、新作をチェックしつつ旧作もちょこちょこ見ています。
これはマイケル・J・フォックスとショーン・ペン出演の、ベトナム戦争を題材にした作品です。
1966年、マイケル・J・フォックス演じるエリクソンは軍隊に所属し、ベトナムの戦場にいました。
ベトナム兵達との激戦が続く中、彼と5人の兵士達は高地の偵察任務を命じられます。
エリクソンの上官ミザーヴは、射殺された仲間の報復と兵士達の心身安定のため、偵察先で女を1人「調達」することを決め、エリクソンの制止も聞かずに民間人の女の子を誘拐します。
そしてエリクソン以外のメンバーが彼女に乱暴を始め・・・エリクソンは彼女を逃がそうとするものの、失敗します・・・。
ミザーヴのショーン・ペンはやっぱりキレキャラが似合いますね〜。
この役もハマり過ぎていて新鮮さを感じられないくらい・・・。
マイケル・J・フォックスも優等生的な役柄にはとても合う気がするので、エリクソンは良かったと思います。
これ実話を基にした作品ということですが、やはり見ていて苦しい気分になりますね。
それほど派手な映画ではないんですが、だからかえってリアリティがあって怖いというか。
軍隊ってこういうことが多かれ少なかれ行われてしまうんでしょうかね。
映画と同じで、直接どこに告発しても無駄だから、映画という媒体を通じて抗議の姿勢を示すという、デ・パルマ監督の姿勢は素晴らしいと思います。
ヘタにドラマチックにするのではなく、淡々と描くことにより、観客に後味の悪さと共に何かを考えさせるような作りになっていると思います。
デ・パルマ監督は後に、イラクでの全く同じ様な事件を題材に再び映画を作っています。
また同じようなことが起きてしまったのは本当に悲しいですね・・・。
戦争の無意味さを再確認した作品でした。
監督 ブライアン・デ・パルマ
デ・パルマ監督も結構好きなので、新作をチェックしつつ旧作もちょこちょこ見ています。
これはマイケル・J・フォックスとショーン・ペン出演の、ベトナム戦争を題材にした作品です。
1966年、マイケル・J・フォックス演じるエリクソンは軍隊に所属し、ベトナムの戦場にいました。
ベトナム兵達との激戦が続く中、彼と5人の兵士達は高地の偵察任務を命じられます。
エリクソンの上官ミザーヴは、射殺された仲間の報復と兵士達の心身安定のため、偵察先で女を1人「調達」することを決め、エリクソンの制止も聞かずに民間人の女の子を誘拐します。
そしてエリクソン以外のメンバーが彼女に乱暴を始め・・・エリクソンは彼女を逃がそうとするものの、失敗します・・・。
ミザーヴのショーン・ペンはやっぱりキレキャラが似合いますね〜。
この役もハマり過ぎていて新鮮さを感じられないくらい・・・。
マイケル・J・フォックスも優等生的な役柄にはとても合う気がするので、エリクソンは良かったと思います。
これ実話を基にした作品ということですが、やはり見ていて苦しい気分になりますね。
それほど派手な映画ではないんですが、だからかえってリアリティがあって怖いというか。
軍隊ってこういうことが多かれ少なかれ行われてしまうんでしょうかね。
映画と同じで、直接どこに告発しても無駄だから、映画という媒体を通じて抗議の姿勢を示すという、デ・パルマ監督の姿勢は素晴らしいと思います。
ヘタにドラマチックにするのではなく、淡々と描くことにより、観客に後味の悪さと共に何かを考えさせるような作りになっていると思います。
デ・パルマ監督は後に、イラクでの全く同じ様な事件を題材に再び映画を作っています。
また同じようなことが起きてしまったのは本当に悲しいですね・・・。
戦争の無意味さを再確認した作品でした。
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