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「フロム・ダスク・ティル・ドーン」 を見ました。 [映画:ハ行]

1996年 アメリカ
監督 ロバート・ロドリゲス

大好きなロバート・ロドリゲス監督の1996年の作品です。
カタカナだとタイトルが分かりにくいですが、『From Dusk till Dawn』で「夕暮れどきから夜明けまで」ってな意味ですかね。

セスとリチャードの兄弟は、銀行強盗をして銀行員を人質にニューメキシコに向かって逃亡しています。
ところが、途中のモーテルで休憩中、ちょっと病的な弟は人質を殺害してしまい、新しい人質を捜すことになります。

そこで同じモーテルに宿泊中の元牧師・ジェイコブと彼の娘と息子の3人を新しい人質として、ニューメキシコで仲間との待ち合わせ予定の酒場「ティティ・ツイスター」に着きました。
酒場は妖艶な女性達がエロチックなダンスを踊り、セスとリチャードはご満悦。
しかしここで彼らは恐ろしい敵と戦うことになります・・・!

前半の犯罪アクション的な展開から一気にヴァンパイアホラーへと展開する力技が見事です!
その瞬間は驚きと同時にかなり笑わせてもらいました。

そして兄弟、牧師家族の他に2人の屈強な男達が加わってバトルになるんですが、かなりの数の敵にかなりの苦戦を強いられます。
そこでお約束の「仲間も噛まれてしまった・・・!」とかが加わって、スリリングかつ爽快な展開に大変楽しませてもらいました。

役者陣が驚くほど豪華なんですよね〜これ。
セスにはジョージ・クルーニー。
リチャードはクエンティン・タランティーノ。
そして元牧師にはハーヴェイ・カイテル。
おなじみのダニー・トレホも登場しますが、こんなB級感タップリの映画にこんな面々が顔を揃えていいの?と言わんばかりの豪華さ具合です。
でも皆楽しそうに演じてたような気がするので良いですね。
やっぱりタランティーノが一番面白かったですけどね。クセあり過ぎで。

やっぱりロドリゲス監督、この突き抜けた感が素晴らしいですね〜。
2と3も出ているとのことで・・・監督は別の人らしいですが、どんな感じなのかちょっと興味がありますね。
もしどこかで見つけたら見てみたいと思います。


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