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「ボディ・アンド・ソウル」 を見ました。 [映画:ハ行]

1947年 アメリカ
監督 ロバート・ロッセン

ボクシングを題材とした映画は今でこそたくさんありますが、これはその中でも古典と言われている作品です。
同名のジャズの曲が映画の中で使われていることから、このタイトルになったんでしょうかね。
この曲は史上最も美しいバラードとして知られているそうですね。

映画はトレーナーのベンを亡くしたボクシングのチャンピオン、チャーリーが回想するところから始まります。

友人ショーティの助けを得てブロになったチャーリーは、どんどん勝ってファイトマネーで豪華な家を持つほどになりました。
彼は昔は貧乏な暮らしをしていたこともあって、すっかりお金のことしか考えられなくなっています。

そんな彼に、ついに八百長試合の話が持ちかけられました。
次の防衛戦では負けること・・・。
実力では絶対負けない彼はどういう決断を下すのか?というお話です。

とにかくテンポの良い展開で、飽きずにサクサクと見ることができます。
チャーリーが勝ち進んで行く様子などはダイジェスト的な演出で、ほとんどラストまでボクシングの場面はありません。

お金に溺れてどんどんダメになっていくチャーリーと周りの人間がどのように関わって行くか、という描写がとても面白いです。
ラストの展開もとても爽快感があって良いです。

が、個人的にはそんなに上手いこと行くのか?という疑問があって、ちょっと物足りなく感じました。
ラスト以降の方がスリリングな展開になって楽しそうだな〜なんて思ってしまいました。

とはいえ、ボクシングのシーンなどは本当に盛り上がるし、話もスッキリまとまっていてとても楽しく見れた作品でした。
こういう古い作品がいろいろ見れる環境は本当に良いですね〜。
自分が知らない名作もたくさんあるんだろうから、どんどんDVD化されると良いなーと思います。


ボディ・アンド・ソウル [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • メディア: DVD



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