「捜査官X」を見ました。：Pico Pico Journal：SSブログ

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「捜査官X」を見ました。　[映画：サ行] [編集]

2011年　香港＝中国
監督　ピーター・チャン

これも公開時、面白いという評判で見たかったんですが、チャンスがなかった作品です。
わたしの大好きな金城武とドニー・イェンの共演！なのに見逃すなんて〜って感じでしたね〜。

1917年の中国のあるのどかな村で、不可解な事件が発生しました。
それは両替商に押し入った強盗２人が、謎の死を遂げたというもの。
その場に偶然居合わせた平凡な男ジンシーの必死な抵抗と偶然の重なり合わせで２人は自滅したという話ですが、捜査官のシュウは疑問に思っていました。

武術の心得もある２人が、武器も持たない一般人にやられる訳はない・・・。
強盗の１人の目が不自然に充血していることから、これは殺しのプロでないと出来ないと気づいたシュウは、ジンシーに近づいて行きます・・・。

主役の２人がわたしの好きな俳優さんだという事を差し引いても、面白かったです！
偶然のように装われた強盗２人の死の謎にどう迫って行くか？
ジンシーは一体何者で、なぜ身を隠して暮らしているのか？
など、いろいろな謎が徐々に少しずつ解明していくのですが、それがどれも予想外でいいんですよねー。

シュウもただの「コロンボ風」捜査官というわけではなく、過去に謎を持っていて、それが後で大いに役立つなど、キャラクターの活かし方が良いですね。
ジンシーの生い立ちに関わる部分は少し大雑把な感じもしましたが、まあそれは派手なアクションで帳消しかな。

ドニー・イェンの高速アクションはいつ見てもすごいですね！
今作では特に相手の力を利用する形のアクションが多くて、動きもダイナミックで楽しかったです。

謎解きとアクションのバランスが最高で、どちらもそれぞれ素晴らしく、大変満足できた映画でした。
主演2人の今後の作品はもちろん、ピーター・チャン監督の今後の作品も、チェックしてみたいと思いますー。