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「アウトレイジ」 を見てきました。 [映画:ア行]

2010年 日本
監督 北野武

カンヌ映画祭のコンペティション部門に出品し、日本ではいろいろ期待されつつ賞は取れず・・・という話題で持ち切りだった5月からしばらく経って、満を持して公開!という感じでしたね。
北野監督自身やたくさんの出演者達と「全員悪人」というキャッチフレーズがなかなか面白いと思っていました。

北野監督演じる大友と、彼がボスをしている大友組は、大手山王会に属する池元のグループの子会社的な存在で、いろいろと面倒な役割を回されています。
池元は、弱小ヤクザ村瀬組とが密着し過ぎていることを懸念された組側から、村瀬組をなんとかするように依頼され、その役割を大友組に回します。
「ちょっと痛めつけるだけでいいんだからさ〜」と押し付けられた仕事でしたが、それぞれの組やボス達の思惑が複雑に入り組んで、大きな闘争に発展して行きます・・・。

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「アイアンマン2」 を見てきました。 [映画:ア行]

2010年 アメリカ
監督 ジョン・ファヴロー

予告を見てミッキー・ロークとスカーレット・ヨハンソンが出るんだ〜と思って、まだ見ていなかった「1」をDVDで見てから鑑賞しに行きました〜。
これは「1」の続きで、トニー・スタークが「自分がアイアンマンだ」と公表してからの話です。

アイアンマンのシーンはいきなり「スターク・エキスポ」というイベントのメインステージです。
どかーん!と登場するアイアンマン、そのパワードスーツがカシャン、カシャン・・・と外れて行き、そこからスーツ姿のトニー・スタークが登場します!
なんとも派手な登場後、彼はモナコで開催されるレースに飛び入り参加します。
そこでレースをしている途中、ある男がコースに歩いてやって来て、両手に持った電気ムチをピシッ、ビシッとしながらトニーの乗る車の方へと歩いて行きます・・・。

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「アイアンマン」 を見ました。 [映画:ア行]

2008年 アメリカ
監督 ジョン・ファヴロー

続編2が始まったこのタイミングで、やっと1の方を見れました・・・。
この作品は公開時にはあまり気になっていなかったんですが、最近ロバート・ダウニー・Jr.ってだけで無条件に気になるのと、やはり2の予告編の印象がすごくて、2を見たくなってしまいまして、その前にぜひチェックしてみようという気になりました。

米国最大の軍事企業のCEOにして天才発明家のトニー・スタークは、アフガンで武装集団に拉致されて、強力な武器を作るようにと指示されて洞穴のような所に閉じ込められてしまいます。
トニーは、そこで出会った医師のインセンと一緒に、武器の開発をしながらここを脱出するためのパワードスーツを作ります。
武器を作っていないことがバレ、インセンの命がけのサポートによってなんとか逃げ出したトニーは、帰国後軍事産業からの引退を発表。
その後パワードスーツの改良をして、このスーツでテロリスト達と戦うことをと考え始めます・・・。

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「愛のむきだし」 を見ました。 [映画:ア行]

2008年 日本
監督 園子温

これまた最近読んだ本で大絶賛されていたので気になった作品です。
なんと237分、DVDも上下巻!という長さにちょっと驚きながらも、意を決して見てみました。

主人公のユウは敬虔なクリスチャンの家に生まれて、母親を早くに亡くしたものの、優しい神父の父親と2人で穏やかに暮らしています。
母親の「あなただけのマリアを見つけてね」という言葉と、形見のマリア像を宝物にして自分の理想のマリアに出会える日を夢見ています。

そんな穏やかな日々が、ある日父親の元にやって来たカオリという女性によってガラガラと崩れて行きます。
自由奔放で、自分の気持ちをダイレクトにぶつけてくるカオリに惹かれて行く父親ですが、聖職者であるため結婚が許されず、カオリはもう待てないとばかりに姿を消します。
そのショックで人が変わってしまった父親に、ユウは毎日「今日の罪は?罪を毎日告白し、懺悔しなさい」と強要される日々が続きます・・・。

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「アポカリプト」 を見ました。 [映画:ア行]

2006年 アメリカ
監督 メル・ギブソン

最近読んだ本で「良い」と言われていたので、気になって見てみることにしました。
俳優としても活躍・・・なんて今更ここで書く必要がない位のメル・ギブソン監督作で、マヤ文明をモチーフにしたアクション映画です。

狩猟民族の血を受け継ぐ青年ジャガー・パウは、仲間達や妻子とジャングルで平和な生活を送っていました。
そんなある日、突然マヤ帝国の傭兵達が村にやって来て、村を焼き討ちにし、ジャガーや仲間達を連れ去って行こうとします。
身重の妻と子供をなんとか涸れ井戸の中に隠したジャガーは、仲間達と共に捕えられ、マヤ帝国の中心地へ連れて行かれるのでした・・・。

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「アリス・イン・ワンダーランド」 を見てきました。 [映画:ア行]

2010年 アメリカ
監督 ティム・バートン

昨年の終わり頃からだったでしょうか、映画館でのチラシや予告が始まって、ティム・バートンが「不思議の国のアリス」を映画化する!というのでとっても楽しみにしていました。
ジョニー・デップとの7回目のコンビで、すごいメイクが公開前から話題になっていましたね。

アリスは19歳になっていて、今でもイマジネーション豊かな女の子で、ちょっと周りからは「不思議な子」というイメージで見られています。
ガーデンパーティで退屈な男性からプロポーズを受けたものの、まったくそんな気がない彼女は困惑してその場から逃げ出します。
そこで見つけた服を着たウサギを追いかけて、木の根元に開いている穴に落ちてしまいます・・・。

アリスがたどり着いた先は、アンダーランドと呼ばれる不思議の国。
大きくなったり小さくなったりしながら、小さな部屋を抜け出して外に出ると、この世界の住人達は彼女のことを知っている様子。
実は、アリスは6歳の時にここを訪れた事をスッカリ忘れていて、全ては自分の夢の中で起きていることだと信じ込みます。

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「ウディ・アレンの夢と犯罪」 を見てきました。 [映画:ア行]

2007年 イギリス
監督 ウディ・アレン

新作を毎回チェックしているウディ・アレン監督の、『マッチポイント』『タロットカード殺人事件』に続くロンドン3部作の最終章です。
日本ではこの後の『それでも恋するバルセロナ』が先に公開されましたが、順番としてはこっちが先だったようですね。

父の営むレストランを手伝いつつ、ホテルへの投資をしてビジネスの世界で成功を夢見ている兄、イアンと、自動車の修理工場で働きつつ酒とギャンブル、恋人との毎日をそれなりに楽しんでいる弟、テリー。
この2人の兄弟は、ちょっと無理をして小型クルーザー「カサンドラ・ドリーム」号を購入しました。
そんな折、イアンは偶然出会った舞台女優アンジェラに夢中になり、彼女を喜ばせるためリッチな生活を手に入れたいと考え始めます。
一方テリーはポーカー勝負でちょっといい思いをしたことが災いして、絶対に払えないような多額の借金を背負うことになってしまいます。

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「アンドレイ・ルブリョフ」 を見てきました。 [映画:ア行]

1969年 ソ連
監督 アンドレイ・タルコフスキー

この間までタルコフスキー映画祭という催しがあって、全作品を上映!ということでもっといろいろ見たかったんですが、時間の都合でこの作品だけでした。
しかも1つ1つの作品が長いですからね。この『アンドレイ・ルブリョフ』も182分!という大作です。
ロシアの最高のイコン(聖像)画家と言われるアンドレイ・ルブリョフの波乱の生涯を描いています。

主人公、僧侶アンドレイは絵画の才能を買われ、モスクワの寺院の壁に絵画を描く仕事を得ます。
しかし、修道院で共に修行した仲間の1人は彼への嫉妬から、僧侶職を捨てて俗界へと降り、彼の元を去ります。

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「海の沈黙(1947)」 を見てきました。 [映画:ア行]

1947年 フランス
監督 ジャン・ピエール・メルヴィル

最近はフランスの良い映画がたくさん再上映されていて、とても嬉しい限りですね。
フィルム・ノワールの代表監督といわれるメルヴィル監督の長編第1作です。

舞台は1941年、ドイツ占領下のフランス。
老人と姪が暮らしている地方の一軒家に、ある冬の日1人のドイツ人将校・ヴェルナーがやってきます。
彼はこの家の1室にしばらく暮らすことになり、流暢なフランス語で挨拶します。

それからも毎日、ヴェルナーは帰って来ると暖炉のある部屋に来ていろいろと話をします。
ヴェルナーはドイツとフランスが理解し合って「マリアージュ」することにより、より良い国になると信じていて、そういった話を長々としたりします。
しかし老人と姪は彼の話に答えることは決してなく、まるでヴェルナーという存在はいないように振る舞い、海のように静かな沈黙によって抵抗している訳です。

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「アデルの恋の物語」 を見ました。 [映画:ア行]

1975年 フランス
監督 フランソワ・トリュフォー

トリュフォー監督は1970年代、ほぼ年に1本くらいのペースで映画を撮っていたようで、ちょうどこれが真ん中頃の75年の作品ですね。
きっとノリに乗っていた頃なのではないかと勝手に推測しますが・・・ちなみに「アメリカの夜(1973)」の次の作品です。

舞台は1860年代のカナダで、イギリスがカナダに派兵していた頃、1人の若い女性が港町に降り立ちます。
その女性、アデルは実は文豪ヴィクトル・ユゴーの娘で、ほぼ家出のような状態でイギリスから英国軍のピンソン中尉を追いかけてやってきました。
中尉がイギリスにいた頃懇意になり、未だに彼も自分のことを思っているに違いないと確信しているアデルは、サンダース家に下宿しながら探偵などを雇って彼の居場所を探します。

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