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「イカとクジラ」 を見ました。 [映画:ア行]

2005年 アメリカ
監督 ノア・ボーンバック

『ライフ・アクアティック』の脚本を書いたノア・ボーンバックが監督・脚本で、アカデミー脚本賞にノミネートされた作品とのことで。
タイトルからはほのぼのした映画なのかな〜?くらいしか内容は想像できなかったんですが、実際はもうちょっとシリアスな家族ドラマといった感じですね。

舞台は1986年のニューヨーク。
2人とも作家の夫婦と高校生と小学生の息子、4人で暮らす一家ですが、夫は一時期は著名だったものの今は落ち目、逆に脚光を浴び始めている妻を認めることができないでいます。
そんな夫の姿に辟易してしまった妻は別居を申し出て、2人の息子は曜日ごとに父と母の家を交互に訪れるという取り決めになりました。

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「インテリア」 を見ました。 [映画:ア行]

1978年 アメリカ
監督 ウディ・アレン

ウディ・アレン監督は大好きですが、昔の作品はそれほど多く見ていないんですよね〜。
コメディをメインに撮っていたアレン監督の初のシリアスドラマがこの作品だったということで、最高傑作という評価と微妙という評価両方あって、とても興味深い作品です。

ロングアイランドの高級住宅地に住む老夫婦。
3人の娘達も独立し、それぞれ悩みを抱えつつもそれなりの距離感を取りつつ暮らしています。
ある日突然父親が「家を出る、離婚したい」と言い出し、皆が混乱し始めます・・・。

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「赤い影」 を見ました。 [映画:ア行]

1973年 イギリス=イタリア
監督 ニコラス・ローグ

美しき冒険旅行』や『地球に落ちて来た男』など、興味深い映画を撮っているニコラス・ローグ監督のサスペンス映画です。
原題は『Don't Look Now』、まぁ邦題は悪くないんですがちょっとネタバレしてやしないかという感じですかねえ〜・・・。

考古学者のジョンと妻のローラは、2人の子供を連れて別荘で休暇を過ごしていましたが、今度自分が修復を手がける予定の教会のスライドを見ている時、娘を水の事故で亡くしてしまいます。
赤いレインコートを来て池に沈んで行く娘を抱き上げて号泣するジョン・・・。

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「英国王のスピーチ」 を見てきました。 [映画:ア行]

2010年 イギリス・オーストラリア
監督 トム・フーバー

第83回アカデミー賞の作品賞・監督賞・主演男優賞を獲得した話題の映画ですね。
イギリスの現エリザベス女王の父、ジョージ6世についての実話を基にした話です。

ジョージ6世は兄エドワード8世が突然王位を捨てたために急遽王位に就くことになります。
しかし彼は重度の吃音症を煩っており、その治療のためにオーストラリア人の言語療法士ローグの元を尋ねます。

最初は突拍子もないレッスンをするローグに反発していたジョージ6世ですが、次第に打ち解けて行くようになります。
世の中はヒトラー率いるドイツとの戦争が始まる直前で、イギリス国民は王としてのジョージ6世の言葉を待ち望んでいました。

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「イップ・マン 葉問」 を見てきました。 [映画:ア行]

2008年 香港
監督 ウィルソン・イップ

言わずと知れたカンフースター、ブルース・リーの師匠である人物イップ・マンの生涯を描いた作品です。
香港や中国では大ヒットし、香港アクション映画の大スターであるドニー・イェン、そしてサモ・ハン・キンポー出演ということで、なんとなくワクワクしながら見に行きました。

舞台は1950年、英国統治下にあった香港。
イップ・マンは家族と共に香港に移住してきました。
ここで詠春拳の道場を開き、ウォンという若者をはじめ次第に数十人の若者が入門し、皆の面倒を見ていました。

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「エリックを探して」 を見てきました。 [映画:ア行]

2009年 イギリス=フランス=イタリア=ベルギー=スペイン
監督 ケン・ローチ

イギリスの巨匠と言えるケン・ローチ監督、社会問題等を取り上げた硬派な作品が多いというイメージですが、この作品は初のコメディということで。
ケン・ローチ監督作は結構見逃してしまうことが多いんですが、これはサッカーがネタということで、楽しみにしていました。

マンチェスターの郵便局で働くエリック・ビショップは、出て行ってしまった2度目の妻の連れ子、高校生くらいと小学生くらいの男の子2人と暮らしています。
ある日事故で少し入院し、帰って来たら2人の息子が好き放題やらかしたため、家の中がすごいことに・・・エリックも怒り心頭です。

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「アンストッパブル」 を見てきました。 [映画:ア行]

2010年 アメリカ
監督 トニー・スコット

なんだかんだいってトニー・スコット監督の作品も毎回気になってしまいます。
今作は『サブウェイ 123 激突』に続いてデンゼル・ワシントンと何度目かのコンビを組み、更に実際の列車暴走事故をモチーフにした作品ということで、結構楽しみにしていました。

ペンシルバニア州の列車操車場で、整備士のちょっとしたミスから最新型の貨物列車777号が無人のまま走り出してしまいました。
大量の化学薬品と燃料が積載されているこの列車、連絡を受けた操車場長のコニーは、なるべく早いうちに列車を止めるべくあらゆる手を打ち始めます。

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「エクスペンダブルズ」 を見てきました。 [映画:ア行]

2010年 アメリカ
監督 シルベスター・スタローン

これもちょっと前に見た作品ですが・・・。
スタローンの脚本・監督作で、出演にはジェット・リーやミッキー・ローク、更にはブルース・ウィリス、シュワルツネッガーまで!?というこで、予告を見たときから楽しみにしていました。

スタローン演じるバーニーが率いる傭兵チーム「エクスペンダブルズ(=消耗品)」は、冒頭からある海賊組織に攫われた人質の救出を派手にやらかしてくれます。
彼らの元に、ブルース・ウィリスからまた危険なミッションが舞い込んできます。
それは南米の島国の独裁者を倒すというもので、彼と長年ライバル関係だった傭兵チームのリーダー(シュワルツネッガーが一瞬だけ登場!)も避けるのが賢明というほどの危険な内容。
それでも、というか危険だからこそそこに向かおうとするバーニーの元に、チームの皆も賛同して向かうことになります・・・。

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「インセプション」 を見てきました。 [映画:ア行]

2010年 アメリカ
監督 クリストファー・ノーラン

『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督が次に作ったのは、自身が10年あたためていたというこの作品です。
レオナルド・ディカプリオと渡辺謙の共演ということでも大変話題になって、見た人の評判も皆すごかったのでとっても楽しみにしていました。

レオナルド・ディカプリオ演じる主人公コブと相棒のアーサーは、人が寝ている間に夢の中に入り、その人のアイディアを盗み出すという特殊な犯罪のスペシャリストです。
そんな彼の元にサイトウという男からある依頼が舞い込みます。
それは、サイトウの事業のライバル会社の跡継ぎに対して、ある意識を「植え付ける=インセプション」というミッションでした。

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「エアベンダー」 を見てきました。 [映画:ア行]

2010年 アメリカ
監督 M・ナイト・シャマラン

シャマラン監督の作品は一応、新作は毎回チェックしています。
今作は予告で見てあまりのファンタジーっぽさに、これ大丈夫なのかしらと一抹の不安を覚えつつ見ることに。
あちこちで酷評されていたので、逆にどれだけヤバいのかと興味津々でした。

この世界は4つの国で成り立っていて、話は氷に覆われた水の国から始まります。
ここで、「水」のエレメントを操る「ベンダー」の少女カタラとその兄サカは、氷の固まりから1人の少年を救い出します。
少年はアンといい、「氣」のエレメントを操ることができる「エアベンダー」。

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