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映画:ナ行 ブログトップ

「野のユリ」 を見ました。 [映画:ナ行]

1963年 アメリカ
監督 ラルフ・ネルソン

父親がある日突然勧めて来た映画です。
アフリカ系の俳優シドニー・ポワチエが初めてアカデミー主演男優賞を取得したという歴史に残る作品の1つということですね。
なんとなくタイトルは知っているけど・・・程度の前知識で見てみました。

1台の車に荷物を積み込んで、気ままな1人旅をしているホーマー・スミス。
しかし、彼の車はアリゾナの砂漠地帯の中でエンストを起こし、近所にいた修道女達と出会います。

修道女達は5人で東ドイツから亡命して来て、この砂漠の外れの地に自分たちだけの力で教会を作ろうとしていました。
ホーマーは水を貰ったお礼に、今の彼女達の住まいの雨漏りの修理を申し出ます。
1晩経った朝、ホーマーは修道女達のリーダー、マリア院長に叩き起こされ、教会を建てる準備を始めるよう言われます・・・。

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「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」 を見ました。 [映画:ナ行]

1968年 アメリカ
監督 ジョージ・A・ロメロ

ゾンビ映画と言えばロメロ監督を置いて他にいないですよね〜。
今でも精力的にゾンビ映画を世に送り出しているロメロ監督の、ゾンビ作品1作目です。

原因は定かではないですが、突然死者が蘇って人を襲う事件があちこちで勃発します。
兄と一緒に母親のお墓参りに来ていたバーバラも、蘇った死者に追われて1件の家に逃げ込みます。
ここで出会った黒人の青年ベンと地下室に隠れていたトムとジュディ、そしてケガをした娘と一緒に逃げて来たハリー夫妻と共に、この事態をなんとか乗り切ろうとします。

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「日本暗殺秘録」 を見ました。 [映画:ナ行]

1969年 日本
監督 中島貞夫

古くは桜田門外の変、有名どころでは二・二六事件など、日本で数多く起こった暗殺事件を振り返り、キャッチコピー通り暗殺とは是か否か?を問うという作品です。
なかなか硬派な内容もさながら、当時のスター俳優がこれでもかというくらい勢揃いしているすごい作品です。

桜田門外の変に始まり、大隈重信、星亨、そして血盟団事件等、9件の暗殺事件を次々とオムニバス形式で描いて行きます。
最初の方の何件かは超アッサリで、中盤にある血盟団事件がほぼメインになっています。

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「何も変えてはならない」 を見てきました。 [映画:ナ行]

2009年 ポルトガル=フランス
監督 ペドロ・コスタ

ポルトガルを代表する監督、ペドロ・コスタ監督の作品は公開されると必ず見たいと思っているのですが、それでもまだ見逃しているものは多いですね・・・。
今作は『コロッサル・ユース』に続く作品で、女優としても活躍しているジャンヌ・バリバールの音楽活動を追ったドキュメンタリーです。

活動を追う・・・とはいってもドラマチックな出来事などはほぼなく、スタジオでのリハーサルだかレコーディングだかの様子が延々と映されています。
小さいブースで同じフレーズを何度も何度も歌い、試行錯誤するジャンヌ・バリバールの横顔が非常に印象的です。

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「ノン、あるいは支配の空しい栄光」 を見てきました。 [映画:ナ行]

1990年 ポルトガル=フランス=スペイン
監督 マノエル・ド・オリヴェイラ

1908年生まれの現役最高齢の映画監督、オリヴェイラ監督の1990年の作品を期間限定で上映していたので見てきました。
なかなかカッコ良い邦題ですよね、この作品はポルトガルの戦いと「敗北」の歴史を紐解く作品です。

1974年、アフリカの植民地戦争に参加しているポルトガル軍の兵士達。
彼らはパトロール中で、車の中で戦争についていろいろと議論を始めます。
それを聞いていた彼らの情感カブリタ少尉は、古くからポルトガルにも戦いの歴史があったということを語り始めます。

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「NINE」 を見てきました。 [映画:ナ行]

2009年 アメリカ
監督 ロブ・マーシャル

『シカゴ』でオスカーを受賞したロブ・マーシャル監督の最新作ですね。
実は『シカゴ』も見ていないし、それほど気になっていた映画ではなかったんですが、『8 1/2』がモチーフになっているということなので見てみることにしました。

映画監督グイドは、「イタリア」という新作の準備を始めていますが、実はまだ脚本も出来ていない状態。
悩む彼は愛人のカルラに電話をかけ、現実逃避に走ります・・・。
衣装担当のリリーは、そんなグイドの良き理解者で、彼のことを製作発表の記者会見の場に送り出します。
その会見のインタビュアーの中には、彼の映画の大ファンという記者ステファニーがいて、彼女の熱い視線をグイドは感じ取ります。

会見場から逃げ出した彼は、妻のルイザに電話をかけて助けを求めるものの、それでも一向に映画のビジョンが見えてきません。
そんなグイドの心の中を、周りの美しい女性達と、彼の記憶の中の女性達が次々と現れては消えて行きます・・・。

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「夏時間の庭」 を見てきました。 [映画:ナ行]

2008年 フランス
監督 オリヴィエ・アサイヤス

オルセー美術館開館20周年記念、そしてオルセーの所蔵品などが実際に使われて製作されたというこの映画。
フランスもオルセーも大好きなので、公開を楽しみにしていました。

パリから約50分の所にあるヴァルモンドワ、そこにある緑豊かな庭の邸宅に、ここに1人で住む母親の誕生日を祝うため家族が集まっています。
この家は、かつては有名な画家であった大叔父、ポール・ベルティエが住み、使っていたアトリエがあります。
経済学者の長男フレデリック、デザイナーで世界中を飛び回っている長女アドリエンヌ、そして中国で仕事をしている次男ジェレミー。
3人の子供達とその家族が集まり、子供達は広大な庭で走り回って遊んでいます。

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「日本解放戦線 三里塚」 を見てきました。 [映画:ナ行]

1970年 日本
監督 小川紳介

日本のドキュメンタリー映画監督として多くの作品を残した人ですね。
山形国際ドキュメンタリー映画祭を創設に携わった方としても有名だそうで、わたしはそれほど詳しく知らなかったのですが、本格的なドキュメンタリー映画ってどんな感じかな〜と思って見に行ってみました。

小川監督は小川プロダクションを設立後、成田空港建設に反対している三里塚の住民と生活を共にしながら、この闘争に関わる「三里塚」シリーズを多く残しました。
今回の作品もこのシリーズの1つで、大きなストーリーの中の一部という感じではあります。

冒頭、空港敷地内のボーリング作業が始まりました。
ここに住む農民の方々が大勢作業車をとり囲み、反対の声を上げながら抗議活動をしています。
ボーリング作業をしている作業者には、以前ここに住んでいながら空港公団の説得に従い、空港建設に賛成をした人も含まれていました・・・。
この男性に対しても「裏切り者」と非難ごうごう。

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「ノーカントリー」 を見てきました。 [映画:ナ行]

2007年 アメリカ
監督 イーサン&ジョエル・コーエン

第80回アカデミー賞で作品賞はじめ四冠を達成したコーエン兄弟の最新作です。
コーエン兄弟の作品は前から好きですし、気になっていたので早速見に行きました。

舞台はアメリカ西部のテキサス、ある猟師の男がなんだか不思議な現場に出くわします。
車が何台か、そして数人の死体・・・。ただ1人、瀕死の男をその場に残し、男はアタッシュケースの中の大金を持ち帰ります。
それがきっかけで過酷な日々が彼を待つことになります・・・。

持ち帰ったお金が麻薬がらみのやばいお金だということを知り、ハンター・・・ルウェリン・モスは逃亡の旅に出ることになります。
そんな彼を追いかけるのが、『変な髪型」で一躍有名(?)になったハビエル・バルデム演じるアントン・シガー。
酸素ボンベのようなものを引きずりながら、銃で撃たれたようなのに弾丸も何も残らない・・・という不思議な殺し方をする殺し屋です。
コインの裏表で殺すかどうしようかを決めたり、ちょっと「むっ」とするとためらいもなく酸素ボンベから出るチューブを相手に向け、殺害・・・!かなり危ない感じの人です。

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